石連会長:原油価格は強含みで推移-中東情勢・米市場に注目

石油連盟の渡文明会長(新日本石油社長)は 4日、石油輸出国機構(OPEC)が大幅増産を決定したことについて、実質増 産に踏み切るかがカギになると指摘したうえで、「原油価格は引き続き強含みに 推移する」との見通しを表明した。

渡会長は現在の原油高騰に関して、中東情勢不安や治安悪化に基づいた供給 不安、米国のガソリン供給不安によるところが大きく、「これら2つの要因はO PECが増産してもすぐには解消されない」と指摘。中東情勢次第では、さらな る高騰もありうるとみている。

OPECは3日にレバノンのベイルートで開いた臨時総会で、生産枠を日量 200万バレル(8.5%)増の同2550万バレルに引き上げるとともに、8月にも日 量50万バレルの追加増産することを決定した。7月21日に会合を開く予定。

3日のニューヨーク原油先物市場では、WTI先物の期近7月限終値が前日 比0.68ドル(1.7%)安の39.28ドル。OPECバスケット価格は2日時点で同

0.84ドル(2.2%)安の36.80ドル。

新日本石油の株価は前日比3円(0.5%)高の622円(午前9時29分現在)

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