【注目株】石油関連株:OPECが日量200万バレルの増産で合意

石油輸出国機構(OPEC)が3日に開催した臨時 総会で増産を決めたことを受けて、石油関連株の動向に注目が集まりそうだ。OPEC は、現在の日量2350万バレルの生産枠を7月から同200万バレル引き上げることを決 め、8月からはさらに同50万バレルの増産を協議することで合意した。史上最高値を 更新するなど過熱感の高まる原油相場の沈静化につながるのか、今後の原油価格動向に よって石油関連株も左右されそうだ。

3日の東京株式市場では、前日の原油価格の大幅下落を受けてAOCホールディン グスの株価が7.3%と大幅に下落しており、帝国石油などの石油関連株は原油価格動向 に影響を受ける。

3日のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油相場は前日比 68セント(1.7%)安の1バレル当たり39ドル28セントと続落。時間外取引でも、 日本時間の午前7時27分現在、同39.12ドルと日中終値を下回って推移しており、ひ とまず増産合意の効果が出ているようだ。

ただ、ブルームバーグ・ニュースが実施した調査によると、5月のOPEC生産量 は日量2681万バレル。今回合意した新たな生産枠をすでに101万バレル上回る水準で あるため、増産決定による原油価格抑制効果については疑問視する声も出ている。

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