米ペガサスの衛星TV部門、破産申請-ディレクTVの契約打ち切りで

米メディア会社、ペガサス・コミュニケー ションズは2日、傘下の衛星テレビ2部門が米メーン州ポートランドの連邦破 産裁判所に、連邦破産法11条(会社更生法)の適用申請を行ったと発表した。

ペガサスは米衛星放送大手、ディレクTVグループ(旧ヒューズ・エレク トロニクス)のサービスを辺境地域で再販している。ディレクTVが同契約の 打ち切りを発表したことから破産法の申請になった。申請したのはペガサス・ サテライト・テレビジョンとペガサス・サテライト・コミュニケーションズの 2部門。

ディレクTVはこの日、同社と辺境地域で公益事業サービスを提供するN RTCは、ペガサスが独占的に一部辺境地域でディレクTVのサービスを提供 する契約の打ち切りを発表した。ディレクTVは辺境地域での加入者の減少に 歯止めを掛けたい考え。ペガサスはNRTCとの契約を通じて、ディレクTV のサービスを再販しており、破産裁に対し、契約打ち切りの差し止めを求めて いく。

ペガサスのマーク・ペイガン最高経営責任者(CEO)は、ディレクTV とNRTCによる契約打ち切りは「合法的でない」と主張。一方、ディレクT Vの広報担当者、ボブ・マーソッシ氏はインタビューに答え、ディレクTVの 契約はNRTCとの間で結ばれたものであり、ペガサスそれ自体との契約では ないとして、法律に抵触しないと説明した。NRTCの広報担当者からは応答 が得られていない。

ディレクTVはこれに先立ち、米証券取引委員会(SEC)への届け出の なかで、ペガサスに対し同社顧客に直接サービスを提供する権利を約7億5000 万ドル(約824億円)で買収する提案を行ったことを明らかにしている。ペガ サスによると、同社の衛星テレビ加入者数は110万人。

ペガサス株はこの日、米ナスダック(店頭市場)で取引停止。同社株はこ としに入り45%下落している。ディレクTV株は4セント安の17.46ドルで終 了。

原題:Pegasus's Satellite-TV Units File for Bankruptcy (Update2) (抜粋)

--共同取材 ワシントン Jeff St. Onge . Editor: West,Siler.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE