5月新車販売台数は11%減、4カ月連続減-軽は5.3%増(4)

日本自動車販売協会連合会(自販連)が1日 発表した5月の新車(軽自動車を除く)販売台数は、前年同月比11%減の26万 390台で、4カ月連続の前年割れとなった。

大手各社が減少する中で、三菱自動車工業が三菱ふそうトラック・バスのリコ ール(無償回収・修理)の影響などで56%減の4213台に落ち込んだのが目立った。 三菱自は6カ月連続の減少。

乗用車は11%減の22万3049台だった。うち普通乗用車は11%増の9万1111 台と増加した一方、小型乗用車は22%減の13万1938台と大幅に減少した。トラ ックは7.7%減の3万6280台。うち、普通トラックは11%減の1万924台、輸入 車を除くと11%減の1万701台、小型トラックは6.3%減の2万5356台だった。 前年は排ガス規制強化に伴う買い替え需要で販売台数が押し上げられたが、4月 に12カ月ぶりに前年を割り込み、2カ月連続で減少した。バスは8.7%減の1061 台だった。

日産自動車は小型車「マーチ」がフルモデルチェンジ(全面改良)から2年、 セダンの「ティアナ」も1年を経過するなど新型車の販売一巡で18%減と2割近 く減少した。販売台数が2けた減となったのは2000年9月以来、3年8カ月ぶり。 マツダも02年5月に発売したセダン「アテンザ」や同年8月に発売した小型車 「デミオ」などの販売が減少傾向にあるため17%減と低調だった。同社の2けた 減は02年6月以来1年11カ月ぶり。ホンダは昨年10月に発売したミニバン「オ デッセイ」の販売好調が寄与し、4月に16カ月ぶりに前年水準を上回ったが、5 月は再びマイナスに転じた。

軽自動車は6カ月連続の増加

また、全国軽自動車協会連合会が発表した5月の軽自動車(排 気量660cc以 下)販売台数は、前年同月比5.3%増の13万5186台で6カ月連続のプラス。一方、 三菱自は27%減の1万454台と軽自動車でも急減した。三菱自は2カ月連続の前 年割れ。

同社を除く全社が前年水準を上回った。なかでも日産自は約3倍に増加した。 同連合会によると、インセンティブ(販売奨励策)を増やしたことなどで高い伸 びとなった。またマツダは全ディーラーで軽自動車の取り扱いを始めたことなど が寄与して26%増と大幅な伸びとなった。

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