コンテンツにスキップする

【個別銘柄】東レ、フォスタ電、ボーダフォンHD、JUKI、長谷工

株式市場の主な銘柄の動向は以下の通り。

東レ(3402):終値は8.2%高の527円。午前は1%前後と小幅高で推移し ていたが、午後に入り急伸。一時同8%超上昇し、年初来高値を更新した。炭素 繊維複合材料の供給で、米ボーイング社と18年の長期契約を結び、次世代航空 機「7E7」向けに総額3300億円、1500機分を受注したとの発表が好感された ようだ。

フォスター電機(6794):終値は7.9%高の680円。一時は10%高の695円 を付け、東証1部上昇率ランキングでトップとなる場面もあった。デジタル家電 の普及を背景に、薄型テレビ向けやノートパソコン向けの音響部品の需要が拡大 するとの期待を集めた。

ボーダフォンホールディングス(9434):16%高の28万4000円とストップ 高(値幅制限いっぱいの上昇)比例配分で終了。1122株の売買が成立、146万株 の買い注文を残した。英ボーダフォン・グループは傘下のボーダフォンHDに対 して株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。TOB価格は1株30 万円で、この価格は25日終値(24万4000円)に対して約23%のプレミアムが ついており、株価はさや寄せする動きとなった。

JUKI(6440):27%高の381円とストップ高(値幅制限いっぱいの上 昇)比例配分で終了。108万株の売買が成立し、1252万株の買い注文を残した。 前期実績が会社予想を上回る好決算だったほか、デジタル家電業界の活況でチッ プマウンターの回復基調が続き、工業用ミシンの堅調なども寄与することから、 今期も連結純利益は前期比5.2倍の45億円を計画する。市場予想を大幅に上回 る増益見通しを受け、業績拡大期待が高まったようだ。

ナムコ(9752):終値は5.0%高の2735円大幅反発。一時6%高まで上昇。 同社が前日に開催した投資家向け説明会では、05年3月期の計画が保守的との 印象につながり、上方修正期待が高まったもようだ。説明会を踏まえ、JPモル ガンなど証券各社による投資判断の見直しも相次いだ。

長谷工コーポレーション(1808):終値は2.4%高の302円と反発。一時は

7.5%まで上昇した。25日に発表した04年3月期連結決算で、収益、財務面の 改善が示されたことを好感する買いが先行した。ゴールドマン・サックス証券が 25日付で投資判断「アウトパフォーム」を継続したことも支援材料となったよ うだ。出来高は2619万株に膨らみ、東証1部3位となった。

セーレン(3569):終値は16%高の724円とストップ高(値幅制限いっぱ いの上昇)。自動車の内装材料やエアバック、電磁波シールド材などの成長で、 非繊維事業の収益が拡大していることが評価された。コスト削減効果も相まって、 今期も最高益を更新する見通しになっているため、成長期待が一段と強まった。

富士通(6702):終値は2.2%高の736円。午後に上げ幅を拡大。午後1時 すぎに中期経営計画が公表され、収益性の改善に向けた同社の経営方針が示され た。2006年度の連結営業利益を3000億円にしたいとする会社側の目標自体は、 想定の範囲内だったため、買い安心感が広がったもようだ。

信越化学工業(4063):株式相場全体の上昇に連れて、同社のファンダメン タル(企業業績の基礎的諸条件)が良好なことを見直そうという動きが広がり、 一時は2.3%上昇。同社株は今月20日の決算発表以降、会社側の弱気姿勢や今 後の低成長を嫌気した売りが続いていた。終値は変わらずの3940円。

コーエー(9654):終値は2.1%高の2655円と反発。午前の取引終了後に 発表された「中期経営計画」を受けて、一時小幅に上昇、その後上げ幅を縮小し て終了した。中計の内容には特段のサプライズはないとの見方が出ていた。

ソフトバンク(9984):終値は1.0%安の4130円と4営業日ぶり下落。26 日付の日本経済新聞は、ソフトバンクが米投資会社リップルウッド・ホールディ ングスの子会社で、国内固定通信3位の日本テレコム買収をめぐるリップルとの 交渉が最終調整に入ったとし、早ければ週内にも合意する見通しだと報じた。朝 方から堅調に推移していたが、徐々に上昇幅を縮め、取引終了間際にマイナス圏 まで下落した。

東誠不動産(8923):20%高の61万円とストップ高(値幅制限いっぱいの 上昇)。1対2の株式分割に伴い、この日から株価が2分の1となり、投資家層 の拡大など流動性の改善を期待した買いが先行した。同社は12日に5月末の株 主を対象に1株を2株に分割すると発表、前日の25日が最終権利取日だった。 効力発生日は7月20日。

フィールズ(2767)、ブックオフコーポレーション(3313):フィールズが 15%高の146万円、ブックオフが5.7%高の2430円とともに大幅反発。両社と も前日に1株を2株とする株式分割を発表しており、好感されたようだ。

レカム(3323):この日、大証ヘラクレスに新規上場した。初日の取引は成 立せず、57万4000円で4018株が買い気配のまま終了した。公募価格は25万円。 公募株式数は1000株、売り出し株式数は1600株。幹事証券はエイチ・エス証券。 大阪証券取引所は取引成立促進のため、27日には売買規制措置などを講じるこ とになる。同社は中小企業を対象にビジネスホンやファックスマシーンなどの情 報通信機器やOA機器を販売する。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE