コンテンツにスキップする

英ボーダフォン04年3月期:純損失が縮小-日本部門の未保有分取得へ

携帯電話サービス最大手の英ボーダフォン・ グループが25日発表した2004年3月期(2003年4月-2004年3月)決算は、着メ ロや音楽配信サービスの好調で、純損失が減少した。同社はまた、日本法人の株 式のうち、未保有分すべてを現金26億ポンド(約5280億円)で取得することを提 案した。

発表資料によると、純損失は90億2000万ポンド(1株当たり13.24ペンス)と、 前年の98億2000万ポンド(同14.41ペンス)から減少した。ボーダフォンが経営権 を持たない部門からの売り上げを除いたベースでの売上高は336億ポンドと、前年 の303億8000万ポンドから拡大した。ブルームバーグ・ニュースが6人のアナリス トに実施した調査の予想中央値では、純損失が90億2000万ポンド、売上高が335 億ポンドと見込まれていた。

ボーダフォンはまた、期末配当を1.08ペンスと、前年の0.90ペンスから増配 した。のれん代の償却や一時的な項目を除いたベースでの1株当たり利益は前年 比34%増の9.1ペンスとなった。同ベースでの利益は9.24ペンスが予想されていた。

同社のアルン・サリン最高経営責任者(CEO)は、2月に410億ドル(約4 兆6200億円)規模となった同業の米AT&Tワイヤレス買収を試みたが失敗。ス イスカ・ポートフォリオ・マネジメントのピーター・ブランデル氏を含む投資家 らは、同CEOの事業拡大戦略が株主への利益還元を損なうとの懸念を和らげる ため、増配を要求していた。

原題:Vodafone 2004 Loss Shrinks, Plans to Buy Japan Unit (Update1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE