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米英の国連決議案:イラク主権移譲後の米軍による治安維持を明記

米英両国は24日、国連安全保障理事会 (安保理)に対し、6月30日までにイラクに主権を移譲した後も米軍が治安維 持の権限を完全掌握することを明記した新決議案を提示した。

5ページに及ぶ決議案は、米軍の指揮による多国籍軍について、「テロの 防止・抑制により、イラクの治安と安定を維持するため、必要な措置すべてを 講じる権限を有する」と明記している。決議案はまた、多国籍軍とイラク暫定 政府間の協力体制の必要性を訴えている。

さらに、多国籍軍は「統一指揮下」に置かれるとし、その役割は1年後、 もしくは暫定政府の要請に応じて見直す、としている。また、暫定政府に助言 し、復旧と人道的援助において「貢献する」国連職員を保護するため、多国籍 軍内に明確な機関を設置するよう訴えた。

米英軍を中心とする駐留軍は、ナジャフやファルージャ、バグダッドの近 郊で、イスラム教シーア派とスンニ派両方の反米勢力と戦闘している。収容所 でのイラク人虐待の事実が明るみになって以来、米国によるイラク統治への反 発が高まっている。

原題:U.S. Resolution on Iraq Gives Troops Full Control Over Security (抜粋)

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