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米デュポン、除草剤に強い遺伝特性を開発-モンサントと競合へ

トウモロコシ種子の生産で北米最大の化学 メーカー、米デュポンは、除草剤に強い遺伝特性の開発に成功した。世界全体 で年商22億ドル(約2500億円)に上る除草剤耐性穀物市場で、同業の米モンサ ントとのシェア争いを繰り広げることになる。

デュポンと共同で開発に当たった米バイオ会社マキシジェン傘下バーディ アが20日、科学誌サイエンスで研究結果を公表した。それによると、この遺伝 特性には、除草剤の成分であるグリホサートを解毒する作用があり、通常の6 倍の除草剤を散布した畑でも、この遺伝特性を持ったトウモロコシは繁殖した という。

デュポンの広報担当によると、同社はこの遺伝特性 を持つトウモロコシ、大豆、カノーラの販売権を取得する方針。販売開始は 2008-2010年になる見込み。現在支配的なシェアを持つモンサントの除草剤耐 性作物「ラウンドアップ・レディー」と競合することになる。

2002年現在、米国産トウモロコシに占める除草剤耐性トウモコロシの割合 は約21%。調査機関の推定によると、2008年までには46%と、現在の2倍以上 に拡大する見通しだ。

デュポンの20日株価終値は0.09ドル(0.2%)安の41.84ドル。マキシジェ ンは0.01ドル(0.1%)高の10.07ドル。モンサントは0.52ドル(1.5%)安の

33.20ドル。

原題:DuPont Challenges Monsanto With Herbicide-Hardy Corn (Update1)

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