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米たばこ訴訟:アルトリアCEO「1450億ドル支払い強制の可能性低い」

たばこ・食品の米アルトリア・グループの ルイス・カミレリ最高経営責任者(CEO)は19日、たばこの健康被害をめぐ る訴訟で、同社傘下のフィリップ・モリスや他の米たばこ企業が、1450億ドル (約16兆3465億円)の懲罰的賠償金支払いを強制される可能性は低い、との 見方を示した。

フロリダ州で起こされた集団訴訟では、まずマイアミ地裁で、フィリップ・ モリスやR.J.レイノルズ・タバコ・ホールディングス、ブリティッシュ・ アメリカン・タバコ傘下のブラウン&ウィリアムソン・タバコなどのたばこ会社 に対し、1450億ドルの懲罰的賠償金支払いを命じる陪審員評決が出されていた。 その後、同州控訴裁は2000年、集団訴訟としての手続きが十分にされていない として、これを無効とした。フロリダ州最高裁は12日、この控訴裁の判断を見 直す意向を明らかにし、見直しの理由を明らかにしないまま、10月6日に口頭 弁論を予定した。

州最高裁が見直しの意向を明らかにしたことで、莫大な賠償金支払いを強 制される可能性が懸念され、アルトリアの株価はこの1週間で6.5%値を下げ ている。

カミレリCEOはが19日にニューヨークで開催されたゴールドマン・サッ クス・グループ主催の投資家・アナリスト向け会合で講演し、「控訴裁が先の判 決を無効としたのは、フロリダ州法を正しく解釈した結果であると、州最高裁 は熟慮のうえで結論を下すだろう。われわれは今もなお固く信じている」と述 べた。

19日のニューヨーク株式市場で、アルトリアの株価は下落。現地時間午後 0時8分現在、前日比11セント安の49ドル82セントで推移している。

原題:Altria's Camilleri Says Court Won't Impose $145 Bln Verdict (抜 粋)

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