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石油連盟会長:石油、石化業界の再編進む-三井・出光提携を評価

石油連盟の渡文明会長(新日本石油社長)は19日 の定例記者会見で、国内石油・石化業界の将来について「単体では生きていけない」と語 り、今後も再編が進むとの見方を明らかにした。

渡会長は、今後の関税引き下げによって割安なエチレンなどの国内流入が予想され るうえ、中国などが大規模な設備投資を行っていることを指摘。石油化学基礎製品のエ チレン中心に競争激化が予想されるなか「原料のナフサと一体となって石化対策を行う 必要がある。ナフサを購入して事業を行う時代ではない」と危機感を表明した。

そのうえで、三井化学と出光興産グループの出光石油化学が17日、自動車や家電向 けの汎用樹脂であるポリオレフィン事業(ポリプロピレン、ポリエチレン)の統合を発 表したことについて「日本の石化業界にとってよい方向に行く」と評価していることを 明らかにした。新日本石油や三菱化学のグループと三井化学・出光石化グループという 2大勢力が誕生することによって「中国などに対して価格競争力のある石化市場ができ る」としている。

新日本石油の株価終値は前日比2円(0.3%)安の584円。

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