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東燃ゼ:今年1-3月期連結純利益は24%増-市況上昇でマージン改善

米エクソンモービル(EM)傘下の東燃 ゼネラル石油が発表した2004年1-3月期の連結純利益は、前年同期比 24%増の77億円となった。石油製品市況の上昇を受けてマージン(製品販売 価格と原料価格との価格差)が改善したほか、石油化学事業の好調、アジア 全体での業務統合が寄与した。中間期や通期の業績予想は据え置いた。

1-3月期の連結売上高は前期比2.5%減の5574億円、営業利益は同

57.3%増の108億円。暖冬を受けて灯油販売が減少したほか、電力向けC重 油も減少した。ただ石油製品のマージン改善、石油化学の好調、業務の統合 などによって、営業利益は大幅増加した。同社は原油価格を出荷べースで評 価するため、同業他社と比べると原油コストの変動が1カ月程度早く反映さ れる。

東証で記者会見した内村敏郎広報渉外本部長は、1-3月のマージンは おおむね良好に推移したとしながらも、4月以降については「原油が上昇し ているなかでコスト転嫁ができておらず、厳しい状態」と語り、原油調達の 多様化など自助努力を継続する方針を示した。

航空燃料のジェット・ケロシンなどは海外価格のほうが国内価格よりも 大幅に割高となっているが、製品輸出については「選択肢の1つではあるが、 現時点では具体的に示せるものはない」と答えるにとどまった。

東燃ゼネラル石油の株価終値は、前週末比20円(2.2%)安の898円。

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