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日本郵船、商船三井など海運株が大幅高-北米航路運賃上げと円安好感

海運株が大幅続伸。日本郵船や商船三井 は、午後に入り上げ幅を拡大。堅調な世界経済のもと、海運市況の好調を受け、 北米向けコンテナ船定期航路の運賃が、5月から10%程度引き上げることで荷 主との交渉が決着したことが材料視された。また、足元の円安進行も、増益に貢 献する要因としてプラスだ。

この日の終値は、日本郵船が前日比5.9%高の449円、商船三井は同

7.4%高の477円、川崎汽船は同5.8%高の455円。新和海運も同13.2%高 の249円で、東証1部上昇率ランキング11位。乾汽船は同11.9%高の348 円で同15位。取り引き時間中に2004年3月期決算を発表した川崎近海汽船も、 同12.9%高の271円。同社の連結純利益は前期比2.1倍の6億5600万円と なるなど、海運各社の業績は好調だ。

日本の大手海運ほかアジアの大手各社は、従来レートより約12%高い、 40フィートコンテナ当たり450ドル引き上げる方向で交渉していた。商船三井 の発表でも、米国向け貨物は450ドルの値上げで決着。シンガポール海運大手 ネプチューンオリエントのグループ会社、アメリカンプレジデントラインズ(A PL)も、4月から230ドルの値上げを実施したと発表している。

連休明けに大幅な円安が進行し、11日には1ドル=113円を付けたことも、 各社にとって業績に追い風。海運大手は、売上高の約7割をドル建てで決済して いるため、円安は増益要因となる。

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