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鉄鋼最大手アルセロールの1-3月期:22%増益-鉄鋼価格の高騰で

鉄鋼世界最大手、ルクセンブルクのアル セロールが10日発表した第1四半期(1-3月)決算は、22%の増益となっ た。鉄鋼価格が1995年以来の高水準に上昇したことが、原材料コストの高騰 を十分に補った。また、同社は第2四半期(4-6月)はさらに利益が拡大す るとの見通しを示した。

同社の発表によると、純利益は2億3400万ユーロ(約310億円、1株当 たり0.49ユーロ)と、前年同期の1億9200万ユーロ(同0.40ユーロ)を上 回った。売上高は前年同期比ほぼ変わらずの69億ユーロだった。8人のアナ リストを対象にしたブルームバーグ・ニュース調査では、2億800万ユーロの 黒字が見込まれていた。

同社はことしに入り既に2回の値上げを実施しているが、7月にもう一段 の値上げを計画している。

ただ中国政府が先週、鉄鋼業を含む一部産業への融資規制の方針を打ち出 したことを受け、今後の値上げはこれまでほど容易ではなくなる可能性もある。

同社は「中国での消費が向こう数カ月、若干鈍化するとしても、依然高水 準にとどまるとみられる」とし、「第2四半期は力強い展開が予想され、業績 は改善が見込まれる」としている。

原題:Arcelor 1st-Quarter Profit Surges 22% on Steel Prices (Update1) (抜粋)

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