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ラムズフェルド米国防長官;「責任はすべて私にある」-イラク人虐待で

ラムズフェルド米国防長官(71)は7日、 米上院軍事委員会の公聴会で、米兵によるイラク人捕虜虐待について、自らの 責任を認めるとともに、犠牲者に補償する方法を模索し、事件について外部の 専門家に調査を依頼する意向を明らかにした。

同長官は、「責任はすべて私にある。これらの捕虜が受けた仕打ちを思う と胸が痛む」と語った。

イラク捕虜虐待の実態を伝える写真が先週テレビで報じられる前に、ラム ズフェルド長官が議会に対して調査の事実を伝えなかったことについて、民 主・共和両党の議員から批判が集まっている。大統領選挙の民主党候補指名が 確実視されているジョン・ケリー上院議員は、ラムズフェルド長官は辞任すべ きだと述べている。上院軍事委員会のジョン・ワーナー上院議員は、「目の前 の問題は、この事態を誰が、いつ、どのように把握していたかだ」と述べた。

公聴会の途中、一部の聴衆がラムズフェルド長官の辞任を訴えて騒ぎ、公 聴会が一時中断するという騒動があった。

国際赤十字委員会は、イラクのアブグレイブ捕虜収容所で米兵による虐待 が慣例化しているとの報告書を、イラクの戦後統治に当たっているブレマー米 文民行政官に2月26日に提出している。

ラムズフェルド長官はこの日、虐待の事実と、それに関する国防総省の調 査について、ブッシュ大統領に十分な報告をしなかったのは自分の過ちだと認 めた。

原題:Rumsfeld Takes Responsibility for Prisoner Abuse (抜粋)

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