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訂正:米バンク・オブ・アメリカ証券:年末まで1ユーロ=1.14ドル

米バンク・オブ・アメリカ証券はリポー トの中で、ドルはユーロに対して年末までに1ユーロ=1.14-1.15ドルに 上昇すると見込んでいることを明らかにした。ドル下落に備えたいわゆるキ ャリートレードを一部投資家が止めざるを得なくなるためとしている。

投資家の多くは短期の低金利で資金を調達し、より長期の高金利で運用 するキャリートレードを行っている。長短金利格差が縮小すれば、キャリー トレード効果が小さくなる。

バンク・オブ・アメリカ証券の新興市場調査部門責任者で、今回のリポ ートを執筆したカラム・ヘンダーソン氏は、インフレ阻止のため米連邦準備 制度が政策金利を約40年ぶりの低水準である1%から最大1ポイント引き 上げるとの期待から、短期債と長期債の利回り格差が2ポイントにまで縮小 するだろうとしている。

米2年国債と米10年国債の利回り格差は、ニューヨーク時間5日午後 2時5分現在で2.26ポイントと、年初来の最大格差である1月2日の2.48 ポイントから縮小している。

ヘンダーソン氏は、残存期間の短い債券で資金を調達してそれを別の債 券や通貨などに運用している投資家にとって、「この利回り曲線の平たん化 は重要な意味を持つ」とし、「資金調達コストの上昇はこうした投資家の現 在の運用ポジションを縮小させることになる」と述べている。同氏は、ドル が下落すると予想していたこうした投資家は今後ドル買いを進めることにな ると予想している。

バンク・オブ・アメリカ証券によれば、ドルは向こう1、2カ月間は、 1ユーロ=1.18-1.22ドルで取引される見込み。ドルは今年に入り対ユー ロで3.5%上昇しており、ここ12カ月間の対ユーロでの下落率を7.2%に縮 小している。

原題:Dollar to Rise as `Carry Trade' Fades, Banc of America Says (抜粋)

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