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米カリフォルニア州:ガソリン不足で15年ぶり緊急事態発令も

米カリフォルニア州エネルギー委員会は、 ガソリン不足で15年ぶりに緊急事態を発令する可能性がある。同委員会のクロ ーディア・チャンドラー報道官が4日、明らかにした。同州では、キンダー・ モルガン・エナジー・パートナーズ保有のパイプライン破損により、ガソリン とディーゼル油が不足し、一段の価格高騰が進む可能性が懸念されている。

カリフォルニア州コンコードからネバダ州リノを結ぶパイプラインは、4 月27日の破損で最大1000バレルのディーゼル油が流出して以来、6日間稼動 を停止している。チャンドラー報道官は、この結果、製油所は備蓄切り崩しを 余儀なくされ、夏の需要最盛期の供給が減少する恐れがある、と語った。

エネルギー委員会は先週30日遅く、ガソリンやディーゼル油、ジェット燃 料の不足を回避するため、製油所や卸売業者、小売業者、パイプライン運営会 社、軍事基地を対象に在庫水準を確認する「検証段階」に入ったという。

同報道官は、ブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、パイプライ ン破損以降の貯蔵減少規模を見極めようとしている段階だと述べた。そのうえ で、「カリフォルニア州北部の施設すべてを対象に、手元の在庫水準を確認す べく連絡しているところだ」と語り、これが緊急事態宣言に向けた第一歩だと 述べた。

委員会の調査の結果、供給もしくは流通システムのひっ迫が明らかになれ ば、アーノルド・シュワルツェネッガー州知事が暫定緊急事態を宣言し、消費 者と企業に自主的な消費抑制を訴える可能性があるという。

原題:California May Declare First Gasoline Emergency in 15 Years(抜 粋)

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