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スイスのABBの1-3月期:02年4-6月期以来の黒字決算

工場用ロボット生産で世界最大手のスイス のABBが29日発表した第1四半期(1-3月)決算は、ユルゲン・ドルマン 最高経営責任者(CEO)が進めた事業売却、経費節減や4万人の人員削減が寄 与し、四半期ベースとしては2002年の4-6月期以来初の黒字決算となった。

同社によると、純損益は400万ドル(約4億4136万円)の黒字となり、前 年同期の4500万ドルの赤字(1株当たりでは3セントの赤字)から大幅改善し た。売上高は43億6000万ドルと、同43億2000万ドルから拡大した。受注額も 53億8000万ドルと、同49億3000万ドルから増加。

ABBはアスベスト関連の訴訟や3年間で22億ドルに及ぶ損失計上により 破たんの危機に直面したが、ドルマンCEOは、同社の事業を工場管理などに集 中し、人員の約3分の1を削減することにより、業績を改善させている。

同CEOは電話会議で、「利益拡大への取り組みではあらゆる点で着実な進 展があった」と述べたうえで、「2004年はさらに堅実な業績と利益率の改善が 示されるだろう。また、ほとんどの市場での需要が引き続き拡大すると期待して いる」と語った。

ABBの株価はここ1年間で147%高となっており、28日には2002年7月 以来の高値を付けた。

原題:ABB Has First Quarterly Profit Since 2002 on Savings (Update4)(抜 粋)

-- Editor: Vines.

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