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【個別銘柄】ソニー、松下電、シャープ、トヨタ、東京製鉄、エーザイ

株式市場の主な銘柄の動向は以下の通り。

トヨタ自動車(7203):3%高の4120円と3日続伸。一時は3.8%高 まで上昇し、連日で年初来高値を更新。円安基調に安心感が広がったほか、決 算を控え、利益率の高い高級車「クラウン」が販売好調なことから、収益押し 上げ効果にも期待が強まった。

東急建設(1720):16%高の710円と大幅反発。都市再生銘柄としての 注目が高まっていることや、不良債権処理の特別検査が一段落したことで、買 い安心感が広がり個人投資家の買いを集めているようだ。4月以降、同社株は 下落基調をたどり、前日までに37%下落していたことからも反発しやすい局 面にあったようだ。

シャープ(6753):1.8%高の2035円。シャープ株が反発、年初来高 値を更新、2000年5月中旬以来の高値となった。一時3.5%高の2070円。 三重県亀山市の大型液晶パネル工場の効率を示す歩留まりが「80%」と、わず か稼働3カ月で、極めて高い水準に達していることが、強材料視されているよ うだ。

HOYA(7741):5.6%高の1万1690円と大幅反発。2004年3月期 第4四半期(1-3月)連結決算の内容を評価する動きが強まった。液晶材料 やデジタルカメラ用レンズ、ハードディスク用ガラスの売り上げが伸び、純利 益は前年同期比40%増の102億円と過去最高。今期もデジタル家電景気の恩 恵を受け、過去最高益更新との期待が高い。決算を踏まえ、証券各社もHOY Aの投資判断を「買い」などとした。

ニチメン・日商岩井ホールディングス(2768):3.8%高の687円。J Pモルガングループが同社の筆頭株主に躍り出たことが買い手がかりとなり、 一時10%高の730円まで上昇した。同グループが高値での転売するとの見方 やさらに買いますとの思惑など、今後の株価上昇を先回りした個人投資家の買 いが集まった。

イー・アクセス(9427):04年3月期の単独経常利益が会社予想を10 億円上回る25億円になりそうだと報じられたことを好感して一時、ストップ 高(制限値幅いっぱいの上昇)となる10%高の54万1000円まで上昇した。 午前の取引終了後には会社側が経常利益を27億円に80%上方修正すると発表 した。

ジーンズメイト(7448)15%高の1500円とストップ高(制限値幅いっぱ いの上げ)。4月の既存店売上高は天候不順などで振るわなかったが、小売株 の上げに連動するかたちで割安感が意識されたもようだ。21日終値の1300 円で計算した株価収益率(PER)は約12倍だった。

コスモ石油(5007):一時2.2%安の266円と続落。21日に同社が発 行するクレジットカード「コスモ・ザ・カード」の会員情報が外部に流出した疑 いがあると発表したことが嫌気された。同会員は約220万人という。ただ、午 後にかけて買い戻しが入り、終値は前日比変わらずの272円。

リズム時計工業(7769):4.8%高の261円。午後の取引で急伸。午後 1時半ごろ発表した前期利益見通しの上方修正を受け、10%超と一気に上げ幅 を拡大し、年初来高値を更新した。同社は、2004年3月期の連結純利益を従 来予想(10億円)から16億円に60%上方修正した。自動車用の後方監視カ メラ、住宅用監視カメラの受注が計画を上回って伸びたほか、デジタル関連部 品を手がける連結子会社の業績好調も寄与した。

日本ミクロコーティング(5381):18%高の2610円とストップ高買い 気配で終了。1万株の買い注文を残した。薄型テレビに使われる高機能フィル ムコーティングの需要拡大などを理由に会社側が2004年3月期連結決算見通 しを上方修正したことが素直に好感された。純利益は456億円と事前予想を 52%上回る見通し。

ヤフー(4689):好決算を受けて買い気配スタートとなり、一時、前日 比4.9%高の128万円まで上昇したが、午後に入り反落した。終値は、前日比

1.6%安の120万円。2004年3月期連結純利益は前期比2.1倍の248億円、 第4四半期(04年1-3月)連結純利益は、前年同期比2.2倍の77億円だ った。利用者の順調な増加で主力のオークション事業の売上高は同88.4%増 の208億円。注目されていたインターネット広告関連の売上高の増加率は同

63.6%増の222億円で、過去最高となった。

ワコム(6727):11.11%の10万2000円とストップ高。ジャスダッ クに上場するワコムの株価が午後一段高。出来高も急増、昨年11月以来とな る100万円台を回復。午後前日比10万2000円(11.1%)高の102万円を つけストップ高。同社はコンピューター入力用のタブレッドで世界首位。 20日に発表した04年3月連結経常利益は前回予想比33.6%高の16億円、 純利益は同0.3%増の5億8000万円にそれぞれ修正したことによる効果が継 続しているとみられる。

ネットセキュリティー関連銘柄:コスモ石油のクレジットカード会員情報 が流出した可能性があると発表されたのを受けて、データ管理やネットセキュ リティー関連サービスを提供する個別銘柄が買われた。インテリジェントウェ イブ、アズジェント、ラック、インターネットセキュリティシステムズなどで、 このところ相次ぐ情報漏えい問題で、あらためて「安全性」が見直されるとの 思惑買いが入ったようだ。インテリジェント ウェイブ(4847)が前日比2万 8000円(11.5%)高の27万1000円、アズジェント(4288)は同1万9000 円(4.2%)高の47万円、ラック(4359)は同2万2000円(10.2%)高の 23万8000円、インターネットセキュリティシステムズ(4297)は同4万 3000円(13.4%)高の36万4000円。

ユニー(8270):3.3%高の1358円。大型店舗開発に注力する、との 佐々木孝治社長の発言があらためて注目を集め、成長性を期待した買いが入っ た。ユニー広報部によると、21日にユニーの取引先で組織する「ユニー会」 の総会で、佐々木社長が05年2月期からの3年間で、大型のショッピングセ ンター「アピタ」を20店舗強、新設する計画をあらためて述べた。佐々木社 長は席上、総投資額は1200億円にのぼる見通しだと言及したという。日本経 済新聞が22日付朝刊で報じている。

ワイズテーブルコーポレーション(2798):6%高の283万円。前日の 取引終了後に株式分割を発表したことが好感されたようだ。株価は一時前日比 40万円(15%)高の307万円まで上昇、上場来初の300万円台を付けた。5 月末の株主を対象に普通株式1株を3株に分割する。

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