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英カナリー:独立委員会はモルガン・スタンレー連合の買収案を支持

複合オフィス施設デベロッパー、英カナ リー・ワーフ・グループは19日、米証券モルガン・スタンレーを中心とした 投資家連合が提示した17億ポンド(約3329億円)の現金による買収案への支 持を表明した。

カナリー・ワーフをめぐる買収攻勢が10カ月の長期に及ぶなか、モルガ ン・スタンレー側の提示額は、競合相手のカナダのデベロッパー、ブラスキャ ンの提示額を上回った。

両社からの買収案を精査してきた、カナリー・ワーフの独立委員会は、発 表文のなかで、モルガン・スタンレーが、75%の株主支持を必要とする従来の 買収案の方式を取り下げ、過半数の支持を必要とする買収案方式に替えると決 定したことを評価した。

モルガン・スタンレー連合が入札期限の16日に最終的に提示した買収額 は、1株当たり295ペンス。一方のブラスキャンの提示額は1株当たり275ペ ンス、株式交換で取得する投資家に対する提示額を348ペンス相当としていた。

また、モルガン・スタンレー連合の買収案には、国際的な投資家として知 られるサウジアラビアのアルワリード・ビン・タラール王子も支持を表明した。

株主は、政府当局が設定したスケジュールに従い、5月7日にいずれの買 収案を選択するか最終決定する。

19日のロンドン株式市場で、カナリー・ワーフの株価は下落。前営業日 比2ペンス(0.7%)安の293ペンスで取引を終了した。

原題:Canary Wharf's Independent Board Backs Morgan Stanley (Update1) (抜粋)

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