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JASDAQ市場:制度信用取引と貸借取引がきょうからスタート(2)

JASDAQ市場で制度信用取引と貸借取引 がこの日スタートした。日本証券業協会は制度信用銘柄127社を既に発表してい る。また、この中で貸借銘柄の選定されたものは43銘柄。楽天、インデックス、 ダイナシティ、大塚家具など出来高の大きな銘柄が含まれている。また、今回の制 度信用取引と貸借取引の実施にあわせて、新たに一般信用取引も実施される。一般 信用取引の対象は全銘柄。

ワールド日栄フロンティア証券投資調査室課長の藤井智明氏は、貸借銘柄に選 定された43銘柄について「カラ売りが可能となることで、これまでJASDAQ 市場の弱点だとされてきた一方通行的な株価の動きが多少は改善するのではない か」と指摘。藤井氏はさらに、「投資家の投資手法の選択肢が増えることになり、 また流動性の面でもプラス」と評価する。個別の銘柄では、「やはり楽天、インデ ックスなどの株価動向に今回の貸借取引がどう影響するか注目している」とコメン トした。

明和証券顧問の矢部靖夫氏は、貸借取引のはっきりした効果は実際に取引を 開始してみないと未知数だと前置きした上で、「基本的には、投機的になりがち で、特に初期段階は価格の安定性においてリスクを伴う可能性もある」と危険性 も指摘する。しかし矢部氏は「長い目でみれば今回の新取引制度の開始は投資家 にはプラスであり、時代を反映したの要求だと言える」とコメントした。

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