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メリルリンチ機関投資家調査:債券投資配分比率は低下-インフレ懸念

米証券メリルリンチの最新の月例調査に よると、債券への投資配分比率を推奨インデックスより低くしているファンド マネジャーの数が、調査対象全体の3分の2を占め、過去最大となった。イン フレ加速への懸念が強まっていることが示唆された。

4月調査の対象となったファンドマネジャー273社(運用資産総額8880 億ドル=約96兆3700億円)のうち、66%が債券への配分比率が推奨インデッ クスより低いと回答、3月調査の56%を上回ったという。

メリルのチーフ・グローバル・ストラテジスト、デービッド・バウワーズ 氏は14日、記者団に対し、「これほど高い数字は見たことがない」と述べた。 同氏はまた、「インフレが投資家を明らかに悩ませている。とりわけ、債券相 場の過大評価という問題をめぐり、その悩みは深い」と付け加えた。

調査対象の4分の3が債券は割高だと回答し、78%が1年後の世界のイン フレは上昇しているとの見方を示した。

米労働省が14日発表した3月の米消費者物価指数(CPI、季節調整済 み)は、総合指数が前月比0.5%上昇(前月は同0.3%上昇)した。一方、変 動の大きい食品・エネルギーを除いたコア指数は前月比0.4%上昇(前月は同

0.2%上昇)、2001年11月以来の上昇率となった。

ニューヨーク金融市場で米国債は下落。キャンター・フィッツジェラルド によると、ニューヨーク時間午後零時43分現在、10年債(表面利率4%、 2014年2月償還)価格は前日比5/8安の96 7/8。同利回りは4ベーシスポイ ント(bp、1bp=0.01%)上昇して、4.39%。一時は、昨年11月10日以来の 水準である4.47%に上昇した。

メリルリンチはブルームバーグ・ニュースの親会社ブルームバーグLPの 少数株主。

原題:Investors Cut Bond Holdings on Inflation, Merrill Survey Shows (抜粋)

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