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【個別銘柄】三菱自、東芝、小売株、日清食品、ダイエー、りそな

株式市場の主な銘柄の動向は以下の通り。

三菱自(7211):8.7%高の350円まで上昇し、02年6月以来の約2 年ぶりの高値を付けた。独ダイムラー・クライスラーや三菱グループを中心と した金融支援総額が7000億円規模に膨らむとの観測から、同社の再建計画に 対する悲観的な見方が後退し、期待感が高まった。終値は2.2%高の329円。

東芝(6502):3.2%高の520円。9日に2004年度からの3カ年の中 期経営計画を発表。リストラによる事業の再構築が進んでいるとの評価が高ま り、引き続き買いを集めた。出来高は4182万株と東証1部6位。

小売株:日銀から国内企業物価指数のプラス転換を示すデータが公表され たため、小売業の収益改善期待が高まった。イトーヨーカ堂(8264)が

3.7%高の5070円、セブン-イレブン・ジャパン(8183)が3.1%高の 3980円、イオン(8267)が5.3%高の4980円、ファーストリテイリング (9983)が1.8%高の8700円。

日清食品(2897):3.0%高の2710円と反発。13日に中国の即席めん 2位の河北華龍麺業集団公司(河北省)と資本業務提携することで基本合意し、 約200億円を投じて華龍の株式33.4%を取得、傘下に置くと発表。今後の収 益拡大期待が高まった。

ダイエー(8263):14%高の539円と01年5月以来となる2年11カ 月ぶりの500円の大台を回復した。「再生関連銘柄」の筆頭格として、この日 は特に個人投資家の信用取引とみられる買いが集中した。

りそな(8308):6.1%高の209円。低位の銀行株を物色する流れに乗 り、初の200円台に乗せた。

高島屋(8233)、クレセゾン(8253):両社がカード事業で資本提携を 検討していることが明らかになり、買いが先行した。高島屋は6.7%高の 1309円、クレディセゾンは8.4%高の3490円。それぞれ年初来高値を付け た。

HOYA(7741):0.2%高の1万230円と続伸。半導体関連の収益比 率が低下し、他事業の付加価値が増大しているとして、半導体不況時にも利益 を生み出せる収益構成の変化を評価するとの見方が高まり、一時2.5%高の1 万460円まで上昇した。

ローム(6963):2.2%高の1万4770円。一時、2.8%高の1万4850 円まで上昇し、03年11月以来の高値水準まで戻した。携帯電話向けやデジタ ル家電関連機器向けの部品需要が回復、3月の売上高も対前年同月比で高い伸 びを示したとの観測が広がり、買い安心感が強まった。

スター精密(7718):3.7%高の870円。12日に発表した05年2月期 連結業績予想では、純利益が7.2%増の26億円となる見込みで、プリンター 関連の売り上げは減少するものの、小型音響部品などでの売り上げ回復が期待 できるほか、工作機械事業などが引き続き好調を持続するとの見通しが好感さ れた。

リサ・パートナーズ(8924):19%高の184万円とストップ高(制限値 幅いっぱいの上昇)。12日に世界的に著名な投資家であるジョージ・ソロス 氏が率いるソロス・ファンド傘下のソロス・リアルエステート・インベスター ズ(本社オランダ)と共同で、国内での事業系不動産を対象とした投資活動を 展開することで合意したと発表したこと受けて、終日買いが先行した。

低位地銀株:景気の回復傾向や融資先の業況改善期待が高まるなか、低位 の地方銀行株は連日の賑わいをみせた。北海道銀行(8353)が一時、16%高 の274円、ほくぎんフィナンシャルグループ(8377)が17%高の275円、 みなと銀行(8543)が11%高の310円、北越銀行(8325)が8.7%高の 300円までそれぞれ上昇し、昨年来高値を付けた。

パイオニア(6773):0.6%安の3190円と反落。前日に日立製作所が DVD(デジタル多用途ディスク)レコーダー市場に本格参入すると発表した ことで、同分野を中核事業の一つと位置付けているパイオニアにとってはネガ ティブに受け止められ、売りが先行した。

いなげや(8182):6.7%高の1085円と続伸。12日に国内流通業最大 手イオンと商品の仕入れや出店情報の交換などで業務提携すると発表したこと から、将来的に業績面で好影響が出るとみられた。

東急不(8815)、三井ホーム(1868):ともに後場の取引時間中に04 年3月期業績を上方修正したことを受けて、株価が急騰した。純利益を従来予 想比で33%引き上げた東急不動産は7.4%高の376円、同じく従来予想を 50%引き上げた三井ホームは9.4%高の617円。

住友石炭鉱業(1503):19%高の146円。出遅れ感のある「再生銘柄」の 一角として、個人投資家の人気を集めた。値上がり率は東証1部3位。

UFJセントリス(8599):東証1部に追加上場した。初値は4850円 と12日の名証終値4900円を1%下回った。終値は4950円。

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