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【個別銘柄】イオン、ヨーカ堂、新三井製糖、三菱自、新日石、銀行株

株式市場の主な銘柄の動向は以下の通り。

イオン(8267):4.4%高の4710円で終了。不振の続いた総合小売業 (GMS)事業がV字回復するとの期待が集まった。マイカルの子会社化で連 結業績の拡大が見込めるほか、既存店に積極的な投資を行う方針も支持されて いる。またヨーカ堂に比べ株価が割安だとの見方も買い安心感を与えた。

イトーヨーカ堂(8264):一時5%高くなり年初来高値を更新、1年半 ぶりの水準に上昇。個人消費に回復の兆しが見え始めるなか、子会社セブン- イレブン・ジャパンを中心に好決算を発表、単元株下げも明らかにして買い注 文が先行した。東証株価指数(TOPIX)の浮動株化に絡んだ買い注文もセ ブンイレブ売り-ヨーカ堂買いの取引も進み、「孝行息子」が親会社の株価を 押し上げた。

新三井製糖(2109):2005年4月1日付で台糖(2102)とケイ・エス を吸収合併すると発表したことを受けて、一時9.4%高の315円まで上昇した。 終値は6.9%高の308円。一方、合併比率が新三井1に対して台糖が1.05で あり、前日終値で試算すると台糖の理論株価は302円となり、同価格にさや寄 せする形で台糖株は5.5%安の328円と下落した。

三菱自動車工業(7211):0.6%安の313円と小幅反落。同社の筆頭株 主であるダイムラークライスラーが業績回復後に、三菱自への出資比率を引き 上げる意向を示したことで、材料出尽くし感が広がった。ただ、一方では、再 建計画のとりまとめが大詰めを迎え、ダイムラー、三菱グループの全面的な支 援によって業績回復を期待する向きもあり、売り買いがきっ抗した。

タカトリ(6338):23%高の1320円と大幅高。一時、6日終値比32% 高となり上場来高値を更新した。同社は6日、中間期の純利益は従来予想を 71%上回るという大幅な上方修正を発表したことから、7日は制限値幅いっぱ いのストップ高で気配値のまま終了、売買は成立しなかった。

新日石(5001):4.2%高の673円まで上昇し、年初来高値を更新した。 前日の海外原油市況が大きく上昇したことを受けて、ガソリン販売などの足元 のマージン(利幅)が改善していることから、収益拡大につながるとの期待が 高まった。終値は1.9%高の658円。

そのほか、昭和シェル石油(5002)やコスモ石油(5007)、東燃ゼネラ ス石油(5012)、新日鉱ホールディングスの大手石油元売り会社の株価がそろ って昨年来高値を更新した。

横浜銀行(8332):連日高値更新となっていたが、この日は一時2.2% 安まで下げた。野村証券金融経済研究所が8日のレポートで、浜銀の投資判断 を「2」から「3」に引き下げたことなどが材料視された。レポートは、引き 下げの理由を「株価は好業績を織り込んだ水準に達したため」(溝渕明アナリ スト)などと説明。同行株の上昇トレンドに、いったん歯止めがかかりそうだ。 ただ、終値は1.5%高の670円とやや戻した。

4大金融グループ:みずほフィナンシャルグループ(8411)が1.4%高 の50万4000円と、終値ベースで初の50万円台に乗せた。三井住友フィナ ンシャルグループ(8316)は0.1%高の80万6000円、UFJホールディン グス(8307)は1.1%高の74万円と続伸。三菱東京フィナンシャル・グルー プ(8306)は1.9%安の106万円と小幅安。東証1部の売買代金上位5位の うち、みずほ、UFJ、りそな、三井住友の4グループが占めた。

大手銀行グループ株は連日の上場来高値更新で株式相場上昇を主導してき たが、内需の代表格として銀行株が真っ先に買われている状況は変わらない。 大手銀行の株価上昇とともに、出遅れ感からか、地方銀行株も勢いづいている。

ツクイ(2398):主に高齢者や患者に訪問介護や施設介護サービスを提 供するツクイがこの日、ジャスダック市場に新規上場した。初値は2600円と 公募価格880円の約3倍となった。予想PERは52倍。公募株式は80万株、 売り出し株数は100万株(オーバーアロットメントによる売り出し含む)。幹 事証券は野村証券。

綜合臨床薬理研究所(2399):治験施設支援機関で主に新医薬品開発など を目的とした臨床試験の一部受託代行を行っている、綜合臨床薬理研究所がこ の日、東証マザ-ズに新規上場した。取引開始から買い注文が先行し、公募価 格の約2倍となる105万円買い気配のまま終了した。公募価格は52万円。公 募株式は3000株、売り出し株数は3000株。幹事は日興コーディアル証券。

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