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新日石株が昨年来高値、マージン改善で原油高による収益拡大を期待

新日本石油の株価が前日比26円(4.0%)高 の672円と4日続伸。一時、27円(4.2%)高の673円まで上昇し、昨年来高 値を更新した。足元ではガソリン販売などのマージン(利幅)改善が進んでいると して、前日の海外原油が大きく続伸したことを受けて収益拡大期待が高まった。

この日は昭和シェル石油の株価が前日比44円(4.6%)高の955円、東燃 ゼネラル石油が24円(2.6%)高の943円までそれぞれ上昇し、ともに昨年来高 値を更新した。石油・石炭製品セクターはTOPIX業種別での上昇トップとなっ ている。

原油価格の世界的な指標であるWTI(ウエスト・テキサス・インターミデ ィエート)原油相場は7日、米エネルギー省(DOE)が同日発表した米週間原油 在庫が予想に反して減少したことを受け、1バレル当たり36.15セントと前日比 で3.4%増と大きく上昇した。

新日石株上昇の背景について、UFJつばさ証券の小野目聡アナリストは「足 元の価格転嫁は進んでいる」と述べ、原油価格の上昇によって収益拡大期待が高ま ったことを好感していると指摘した。同証券では3月31日付で新日石の投資判断 を新規に「A」と設定。コスト削減余力が大きいなどとして、2005年3月期の連結 経常利益を前期見込み比90%増の1042億円と大幅な増益を見込んでいる。

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