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KDDI:「着うたau」で携帯純増数が年度初の首位に-あす発表(2)

携帯電話国内2位のKDDIは、契約者数の年 度の純増数が初めて首位になる公算が大きい。主力ブランド「au」で「着うた」 や「パケ割」に象徴される新サービスや割安料金を他社に先駆けて投入、新規顧 客の獲得に成功している。3月と年度の携帯電話純増数は7日に明らかになる。

前期(2004年3月期)の携帯電話純増数は、2月までの合計でKDDI(ツ ーカー含む)が229万台とNTTドコモの165万台、ボーダフォンの94万台を大 きく引き離している。3月は年間で最も販売台数が伸びるが、KDDIが2月ま でに5カ月連続で首位を堅持するなど、ドコモが逆転するのは難しい。

KDDIは2002年10月に「パケ割」を開始、データ通信料金を大幅に引き 下げ、同12月には「着うた」対応端末を投入した。他社に比べた端末の品揃えも 豊富で、新規契約者数でドコモやボーダフォンを抑えた。前期の月間純増数は2 月まで、すでに8回首位になっている。

KDDIの勢いは今期(2005年3月期)もしばらくは続くとの見方が多い。 FMラジオ付やナビゲーション機能付の端末などが伸びており、「インフォバー」 をはじめとする斬新なデザインの端末も堅調に伸びている。

UFJつばさ証券の佐分博信アナリストは「ドコモが主力のFOMA(フォ ーマ)で普及機を投入するまでは、KDDIの純増数での優位は続く」と予想し ている。現在のFOMAは端末価格が高く、ドコモ顧客の買い換え需要が中心で あることから純増数は伸びにくいとの見方だ。

ドコモはFOMAで機能を抑えて価格の安い「普及版」の投入検討を開始し たことを2月に明らかにしている。3月の携帯電話純増数は7日にKDDI、ボ ーダフォン、ドコモが順に発表する。

前期の純増数としてはKDDIが263万台、ドコモは224万台(その後FO MAについては上方修正)という水準をめどにしている。KDDIは3月の数値 に目標達成をかけるのに対して、ドコモが目安を達成するのは難しい。ボーダフ ォンは純増数の目処を明らかにしていない。

各社の株価終値はKDDIが前日比1万6000円(2.6%)高の64万円、ボー ダフォンホールディングスは同2000円(0.8%)安の25万6000円、ドコモは2000 円(0.8%)高の24万1000円。

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