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ネット個人一服:ソフバンク各社や楽天株が下落-日本株1万2000円で

ソフトバンクグループの各社や楽天といったI T(情報通信)関連株が下落、取引の中心であるインターネットを通じて売買す る個人投資家が、日経平均株価の1万2000円乗せを契機にいったん利益確定の売 り注文を先行させている。

ソフトバンクの株価は一時前日比180円(3.2%)安の5530円まで下げた。 前日までに7日連続上昇、6日連続で年初来高値を更新しており、8日ぶりの下 落になる。午前終値は同110円(1.9%)安の5600円。連日で上場来高値を更新 していたヤフー株も下落、午前終値は4万円(2.9%)安の135万円。

楽天株も3万1000円(3.5%)安の84万5000円で午前の取引を終えた。株 価は前日にほぼ5年ぶりに上場来高値を更新していた。三菱証券の荒木正人アナ リストは楽天株について、今後の収益拡大を先取りした水準まで上がっていると 分析していた。

この日の日経平均株価は一時100円(0.8%)高の1万2059円まで上げた。 「外国人と並ぶ株式マーケットの主体であるネット個人が、この日経平均の水準 をみて利益確保の売りを優先させている」(小林治重・丸和証券調査情報部長)。 ソフトバンク・インベストメント、ソニーやNECといったネット個人が好む銘 柄の株価も安い。

小林氏は今後の相場見通しについて「日経平均で1万2000円は大台だが、同 時に1つの通過点であり、テロや金利上昇といったリスクが発生しなければ景気 拡大を背景に日本株はまだ上を向いている」と予想した。

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