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米地方債自主規制機関、証券会社のコンサルタント活用禁止を提案

米国の地方債自主 規制機関は、証券会社が引き受け業務獲得を目指し、コンサルタントを活用す るのを禁止することを提案している。

証券会社は債券業務を獲得するため、金融分野での経験がなくても政治的 なコネを持つコンサルタントを起用している。ベアー・スターンズは昨年、イ リノイ州とニュージャージー州で総額116億6000万ドルの債券の引き受け幹 事に指名されており、両州のコンサルタントにそれぞれ60万ドル余りを支払 っている。

自主規制機関である地方債規則制定審議会(MSRB)の書類によると、 政治活動に献金しているコンサルタントも一部いることから、引き受け幹事を 指名する公選の政府当局者への献金禁止法の抜け道になりかねないとの懸念が 浮上している。また、コンサルタントの活用やコンサルタントへの支払いも増 加しているという。MSRBのウィリアム・ジェスター会長は「MSRBは、 こうした慣行によって、地方債市場の正当性が問題視されかねないことに懸念 を強めている」と述べた。

同案は7月の会合で協議される予定。変更にはMSRBを監督する米証券 取引委員会(SEC)の承認が必要。

地方債引き受け会社による2003年のコンサルタントへの支払額ランキングは 以下の通り。

引き受け会社                支払額(100万ドル)
J.P. Morgan                        3.6
Merrill Lynch                      2.9
Bear Stearns                       2.2
UBS                                2.0
Citigroup                          1.7
Lehman Brothers                    1.7
Morgan Stanley                     1.3
Goldman Sachs                      1.2
RBC Dain Rauscher                  0.57
Bank of America                    0.44

原題:Municipal Regulator Proposes Ban on Underwriting Consultants(抜 粋)

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