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NTT株60万円回復:「短観」業況判断変化幅大きい-携帯各社も大幅高

NTTの株価が連日で上昇、一時前週末比で 6%近く高くなり、大台の60万円台を回復した。景気回復期待で日本株全体が 買い進まれる流れに乗るなか、今期(2005年3月期)の収益拡大に期待した買 い注文が先行している。

株価は一時3万4000円(5.8%)高の61万6000円まで上昇した。2001年 8月22日(61万6000円)以来ほぼ2年8カ月ぶりの高値になる。午後2時42 分現在で同3万2000円(5.5%)高の61万4000円で取引が進んでいる。売買代 金は247億円と東証1部8位。

NTT株の上昇について市場は「日本株全体の流れに乗っているうえ、日 銀短観の非製造業で業況判断指数(景気が「良い」と答えた企業から「悪い」 と答えた企業の割合を引いた値)の先行きへの改善幅が大きいといったことか ら買い進まれている」(小林治重・丸和証券調査情報部長)とみている。

日銀短観の業種別計数で通信は「最近」が8、「先行き」が18と10ポイン ト改善する。通信のなかでもアナリストの間では、競争が激しい携帯電話企業 に比べて固定通信部門での業績回復とリストラ余力が大きいNTTの収益拡大 を予想する見方が多い。

携帯電話各社の株価も大幅高。午後2時42分現在でNTTドコモの株価は 前週末比1万円(4.4%)高の23万9000円、KDDIは同3万1000円(5.2%) 高の62万6000円、ボーダフォンホールディングスは8000円(3.2%)高の26 万1000円で取引が進んでいる。

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