コンテンツにスキップする

エア・カナダ、新たな投資家を模索へ-李沢鉅氏の撤退示唆で

会社更生手続き中のカナダ航空最大手エ ア・カナダは2日、香港の富豪、李嘉誠氏の長男、李沢鉅(ビクター・リー) 氏が率いるトリニティ・タイム・インベストメンツが6億5000万カナダ・ド ル(約515億円)規模の投資計画を完遂する意向のないことを示唆したのを受 け、新たな投資家を模索していることを明らかにした。

エア・カナダのロバート・ミルトン最高経営責任者(CEO)は、「代替 案としてエクイティファイナンスの手配」を進めると発表、総合電機の米ゼネ ラル・エレクトリック(GE)の金融部門GEキャピタルやドイツ銀行などが 担当する予定だという。

ミルトンCEOは、李氏が必要だとしていた年金問題についての組合から の譲歩を勝ち取ることができなかった。トリニティは両者の交渉の行き詰まり はエア・カナダの組合に責任があると非難するとともに、独占交渉義務を解い た。

今回の李氏の動きにより、11億カナダ・ドル規模のエクイティファイナン スがリスクにさらされることになった。このなかにはドイツ銀行引き受けのエ ア・カナダの債権者向け新株発行4億5000万カナダ・ドル相当が含まれる。 また、GEによる20億ドルの融資も危険にさらされることとなった。

原題:Air Canada Seeks Investors as Li Signals Withdrawal (Update1) (抜粋)

--共同取材 カルガリー Ian McKinnon. Editors: Schatzker, Simenhoff, Golum

GE US <Equity> CN

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE