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3月の登録車販売台数は0.8%減-軽自動車は12%増で過去最高(3)

日本自動車販売協会連合会(自販連)が1日 発表した3月の登録車(排気量660cc超)販売台数は、前年同月比0.8%減の57 万4896台と2カ月連続でマイナスとなった。2003年度では2年ぶりにマイナス となった。

乗用車は前年同月比2.5%減の49万2097台。そのうち普通乗用車は富士重 工業の乗用車「レガシィ」やトヨタの高級セダン「クラウン」などが好調で 19%増の18万8720台と好調だった。一方、ホンダの「フィット」など発売から 時間のたった車種が落ち込み小型乗用車は12%減の30万3377台と大幅な前年 割れだった。

メーカー別には、トヨタ自動車は高級セダン「クラウン」や大型ミニバン 「アルファード」などが好調で前年同月比2.8%増と好調だったが、日産自動車 は同1.7%減と前年を下回った。またホンダは同17%減、三菱自動車も18%減 と不振が続いている。

年度では2年ぶりのマイナス

2003年度の登録車販売台数は、前年度比0.3%減の402万9332台で、目安 となる400万台は上回ったが2年ぶりに小幅ながらマイナスとなった。大手5社 のうち4社が前年度の水準を上回ったが、ホンダが前年比25%減と大幅に落ち 込んだことが響いた。

トラック会社は排ガス規制の強化が追い風となり、いすゞ自動車が58%増 となったほか、日野自動車、日産ディーゼル工業も40%を超える大幅な増加率 だった。

軽自動車は過去最高

一方、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が発表した3月の軽自動車(排 気量660cc以下)販売台数は、前年同月比12%増の27万3676台で、4カ月連 続プラスとなり1カ月の販売台数としては1967年に統計を開始して以来の過去 最高となった。

03年度では、下期に新型車を発売した会社が多かったことから前年度比 2%増の186万1236台で4年ぶりプラスとなった。年度の販売台数としては99 年の190万8701台、2000年の186万1016台に次ぐ過去3番目となった。

みずほインベスターズ証券の河合敦アナリストは「景気が回復してきたにも かかわらず、車の販売はなかなか伸びない。買いたいと思える魅力ある車がな い」と語る。同氏はプラットフォームの共通化など、新車開発のコストダウンの ための施策が魅力ある車を少なくしているのではないかとみている。

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