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【個別銘柄】丸紅、富士化学工、Fリテイリ、GS・ユアサ、資生堂

株式市場の主な銘柄の動向は以下の通り。

丸紅(8002):7.1%高の303円まで上昇し、2000年9月以来となる300 円の大台を回復した。3月の日銀短観が事前予想を上回る好調な結果だったこ とを受けて、景気敏感株である商社株全体が上昇。なかでも、株価が低位の丸 紅株には個人投資家を中心とした買いが集まった。

そのほかの商社株では、伊藤忠商事(8001)が2.8%高の481円、三井物 産(8031)が3.5%高の967円、住友商事(8053)が2.9%高の964円、三菱 商事が1.7%高の1251円までそれぞれ上昇し、4銘柄ともに昨年来高値を付け る活況ぶりとなった。

富山化学工業(4518):20%高の485円で高値引け。東証1部上昇率ラン キングでトップ。新しいタイプのキノロン系合成抗菌剤「T-3811」の世界的 な開発・販売権を米製薬大手シェリング・プラウに供与することが明らかにな り、将来性に対する期待が広がった。出来高は925万株にのぼり、過去1カ月 の平均値(130万株)の7倍。

帝国石油(1601):9.2%高の619円まで上昇し、昨年来高値を更新した。 石油輸出国機構(OPEC)が1日からの日量100万バレルの減産を予定通り に実施すると決めたことで、原油価格の高値圏での推移は続くとの見方から、 原油や天然ガスの販売価格上昇による収益拡大期待が高まった。

また、新日本石油(5001)も原油価格の高止まりで原油在庫損の縮小や石 油開発事業での収益拡大につながるとの見方から6.5%高の635円まで上昇し、 昨年来高値を更新した。

ファーストリテイリング(9983):4.7%高の8910円で終了。一時は9100 円まで上昇し、2001年8月以来の9000円台に回復した。新商品の投入などで 集客効果を高めており、業績回復期待が根強い。また小売株の代表的銘柄とし て機関投資家などの買いを集めているもようだ。

ガリバーインターナショナル(7599):9.6%高の1万800円。2000 年12月18日の東証上場以来、初めて1万円台に乗せた。一時は10%まで上 昇し、年初来高値を更新した。3月29日に発表した前期(2004年2月期) の業績上方修正と増配を好感した買いが継続したほか、中古車の買い取り台数 も増えていることから、今期も業績拡大が期待できるとして評価が高まった。

サトー(6287):6.6%高の2900円と続伸。一時は10%上昇し、2001 年10月以来の3000円台乗せとなった。食品や医療分野での安全志向の高ま りを背景に、バーコード管理などへの注目が集まっており、今後もビジネスチ ャンスが多くあるとして来期以降の収益拡大期待が高まったもようだ。

レナウンダーバンHD(3606):一時7.2%高の2120円まで上昇。景 気回復期待を背景に内需関連株を見直す動きが広がるなか、株価の出遅れ感や 中期経営計画による業績改善を期待した買いが先行した。

ダイハツ工業(7262):終値は1.5%高の692円で6日続伸。一時は

2.5%高まで上昇し、連日で高値を更新した。為替相場で円高ドル安が進み、輸 出関連の一角として自動車株全般が軒並み安となるなか、ダイハツの上昇が目立 った。他社と比べ円高の影響を受けにくいこともあり、ディフェンシブ株として 買いが入ったようだ。午後2時には3月の新車販売台数を発表。軽自動車は前年 同月比5.3%増となり、足元の堅調ぶりも好感された。

大阪証券取引所(8697):大証ヘラクレス市場に新規上場。証券取引所 としては初めての株式公開だったため、幅広い投資家層から注目を集めた。公 募・売り出し株式数の1万800株を12倍近く上回る約14万株の買い注文が 殺到。売り注文が1株たりとも出なかった。公募価格(17万円)の2倍超の38 万6000円で買い気配のまま終了した。

ゴルフダイジェスト・オンライン(3319):東京証券取引所マザーズ市 場に新規上場。公募・売り出し株式数(2600株)の2倍に相当する約5200 株の買い注文が殺到。公募価格(51万円)の2倍超の104万円でも値が付か なかった。814株の売り注文に対して、約5200株の買い注文が入った。イン ターネットを通じた総合ゴルフサイトの運営に期待が寄せられた。

マルハグループ本社(1334):東京証券取引所1部に上場。同社は水産 大手、マルハの持ち株会社。初値は171円。マルハの上場廃止前日(3月25 日)の終値169円と比べ、2円(1.2%)上回った。終値は170円。上場に 伴う公募・売り出しはない。主幹事は日興コーディアル証券。

ミヤチテクノ(6865):東証2部から東証1部に指定替えした。初値は 3300円。東証2部での31日終値は3350円だった。同社はレーザー加工機や レーザー接合機などの製造を手がけている。

ダイナシティ(8901):0.4%安の26万2000円。都内を中心に分譲マ ンション開発・販売を行なう、ダイナシティの株価が6日ぶりに下落。ここに きて急速に過熱感が台頭してきたようだ。株価は3月31日まで、5営業日続 伸し、上場来高値の29万7000円も視野に入れた動きとなっていた。RSI 指数では81%を上回っており、過熱感は高まっていた。

ダイコク電機(6430):パチンコホール向けコンピューターシステムの メーカーのダイコク電機が1日、東証と名証の1部市場にそれぞれ上場した。 東証2部からの指定替えで、1部での初値は2795円となった。前日の東証2 部の終値比20円(0.7%)安。6.2%安の2640円。

ジーエス・ユアサ・コーポレーション(6674):YUASAと日本電池 が共同で設立した持ち株会社、ジーエス・ユアサが1日、東証1部と大証1部 に上場した。初値は300円となり、株価は一時318円まで上昇した。1部上 場にともなう公募と売り出しはない。終値は318円。

高田機工(5923):3.9%高の667円。東証1部の高田機工株が急反発。 株価は新年度入りしたこの日、前日比2円(0.3%)安の640円で寄り付いた。 その後、下げ幅を拡大し一時は同7円安の635円を付けた。米投資ファンドの スティール・パートナーズが同社株式を買い増し、保有比率を7%超に引き上 げたことが伝わると、株価は急反発した。

リコー(7752):4.2%安の2050円。株価は前日比25円(1.2%安) 2115円で寄り付き、その後も軟調な展開となった。リコーは31日、日立製 作所の100%子会社でプリンターの開発・販売を行う日立プリンティングソリ ューションズの全株式を取得することで基本合意したと発表していた。

資生堂(4911):2.3%安の1325円。同社は3月31日、2004年3月 期の連結経常利益は予想の410億円より15%少ない、350億円に減額修正す ると発表したことが嫌気された。前期比では25%の減益となる。これを受け て、UFJつばさ証券は4月1日付のリポートで「株価はやや割高に維持され ている面がある。04年3月期業績修正による影響はほとんど考えられないが、 05年3月期の業績への失望による下値警戒感は依然として高い」との見解を 示した。

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