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03年国内パソコン出荷台数2.8%増、シェア1位はNEC-IDC

調査会社IDCジャパン(東京都港区)が発 表した2003年の国内パソコン出荷実績によると、出荷台数は前年比2.8%増の 1281万6511台だった。低価格化の加速と、おう盛なビジネス需要がけん引し、2 年ぶりのプラス成長となった。同社は、04年の国内パソコン出荷を03年比6.5% 増の1365万台と予想している。

03年の個人向けパソコンは年の前半に重症急性呼吸器症候群(SARS)や 中東情勢などの先行き不安要因が発生したことで回復が遅れ、前年比8.2%減の 531万台となった。一方、企業向けは、日本ヒューレット・パッカード(日本H P)など外資系メーカーを中心とした低価格製品の広告で需要が刺激され、同 12%増の751万台だった。製品別には、デスクトップ型が同3.6%増、ノート型が 同1.5%増。

メーカー別には、ソニーがパソコン事業の業績悪化で製品ラインアップの絞り 込みを行った結果、大幅な台数減となり、台数順位も3位から5位に後退した。一 方、低価格を前面に打ち出した新聞広告でビジネス需要を獲得したデル、日本HP の出荷台数は大幅に増加。前年に続いて1位、2位のNEC、富士通は、外資系メ ーカーの攻勢に対し新たに低価格モデルを投入したほか、政府・官公庁需要を取り 込み、台数を伸ばした。家庭向けに支えられた東芝は、日本メーカーでは最も大き い伸び率となった。

       <<2003年国内パソコン市場メーカー別シェアと台数>>

順位      メーカー                    シェア(%)   台数(千台)
1(1)  NEC                       21.2          2,712(+1.4%)
2(2)  富士通                       19.8          2,536(+1.8%)
3(4)  デル                          9.7          1,247(+29.9%)
4(5)  東芝                          7.9          1,016(+8.3%)
5(3)  ソニー                        7.8            999(-31.8%)
6(6)  日本IBM                    6.7            862(+9.4%)
7(8)  日本HP                      4.9            627(+36.1%)
8(7)  日立製作所                    4.5            580(-5.5%)
9(9)  シャープ                      2.7            348(-9.8%)
10(10)  アップルコンピュータ          2.7            344(-4.1%)
          その他                       12.1          1,545(+16.1%)
合計                                                12,817(+2.8%)

カッコ内順位は02年、台数カッコ内は対前年比
IDCジャパン調べ、2004年2月
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