米連邦地裁、未成年向け宣伝なかったとのたばこ会社の主張を棄却

喫煙による健康被害をめぐり米司法省がフ ィリップ・モリス・USAやR.J.レイノルズ・タバコ・ホールディングス など米たばこ会社を相手取り訴えている裁判で、ワシントンの連邦地裁は24日、 未成年向けの宣伝は行わなかったとするたばこ会社の主張を退けた。

たばこ会社は未成年に対してたばこの宣伝やマーケティング、販促などを 行わなかったと主張していたが、連邦地裁のグラディス・ケスラー判事はこの 訴えを棄却した。

米司法省は1999年に、2000億ドル(約22兆円)余りの賠償金支払いを求 めてたばこ会社を提訴した。司法省は、たばこ会社が30年にわたり喫煙の健康 被害について国民と米議会を欺いていたと主張している。裁判所の判断で司法 省は、9月に始まる裁判で有利になる。

今回の判断は、たばこ会社が実際の裁判で未成年向け宣伝を行わなかった と主張することを妨げるものではない。ケスラー判事は、政府側の証拠を「全 体的に吟味したうえで」判断するべきとの考えを示した。

原題:Tobacco Companies Lose Child Ad Ruling in U.S. Suit (Update2)(抜 粋)

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