米ボーイングと欧州エアバス、受注増に期待:航空ショー開幕へ

航空機製造大手の欧州エアバスと米ボー イングは、アジアでの旅客輸送急増を背景に、今週のシンガポール航空ショー でアジアの航空会社からの受注が増えると予想している。

中国とインドの好景気で両国間の旅客輸送需要が押し上げられるため、シ ンガポール航空やキャセイ航空などのアジアの航空会社は今年、アジア空路の 増便を進めている。国際航空輸送協会(IATA)によると、アジアの旅客輸 送は2007年まで年間5.4%のペースで増加する見通しで、世界平均の3.9%を 上回る。

03年のアジアの航空会社からの航空機受注は、ボーイングの全受注の半 分以上、エアバスの31%を占める。ボーイングは、旅客輸送の増加と格安航 空会社の相次ぐ新設を背景に、今後20年間のアジアの航空会社の支出が5900 億ドルに達すると予想している。

コムインベスト・マネジメント傘下のアディグ・セキュリティーズ(フラ ンクフルト)で、ヨーロピアン・エアロノーティック・ディフェンス・アン ド・スペース(EADS)などの株式約59億ドルの運用に携わるクラウス・ ブリール氏は、「今後数年間で、アジアの航空会社からの受注が急増するだろ う」と語った。EADSは欧州最大の航空機メーカーで、エアバスに80%出 資している。

シンガポール航空ショーは24日に開幕し、月末までの予定。

原題:Boeing, Airbus Look to Singapore Air Show to Revive Order Books (抜粋)

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