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ドコモ:FOMA「定額制」導入を検討、年央にも開始-KDDI対抗策

国内携帯電話首位のNTTドコモは、第3世代携帯 電話(3G)「FOMA(フォーマ)」のインターネット接続と電子メールというデー タ通信に、定額制を導入することを検討している。業界2位のKDDIがすでにデータ 通信の定額制を導入しており、ドコモも早ければ今年半ばから導入する可能性がある。

ドコモの日向達・広報部担当部長はこの日、データ通信について、KDDIの対抗 策として「定額制導入を含めて検討している」と述べた。KDDIは、高速データ通信 を可能にした新型「CDMA 1X WIN(ウィン)」を昨年末に投入し、さらにデー タ通信では「定額制」メニューも導入した。

データ通信定額制については、ドコモの辻村清行・取締役(経営企画担当)が昨年 末のブルームバーグ・ニュースのインタビューで「定額制になるか準定額制になるかは 分からないが、何らかの対抗策を打つ可能性はある」と述べ、KDDIへの巻き返し策 を準備していることを明らかにしている。

KDDIのデータ通信定額制料金は月4200円。ドコモが定額制を導入することにな れば、競争力を維持する観点から同水準の4000円前半になる公算が大きい。

毎月の携帯電話加入者の純増数はKDDIが4カ月連続で首位を堅持している。定 額制を使えるWINが急拡大しているわけではないが、ドコモも同様のサービス導入に 踏み切る可能性が高い。

定額制を導入すると、データ通信料が拡大して通信設備に負荷がかかることが予想 される。ドコモは現在国内で4542万9600台(1月末、シェア57%)の顧客を抱えてお り、安定的にサービスを展開する観点から設備に与える影響も含めてデータ通信定額制 について検討していく。KDDIの顧客は現在1986万1100台(同25%)。

21日付の日本経済新聞朝刊1面は先に、ドコモはFOMAの加入者向けにデータ通 信の定額料金制を導入、料金は月額4000円台前半で今年半ばの開始を検討していると報 じている。

ドコモ株の20日終値は、前日比2000円(0.9%)高の23万7000円。

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