英環境相:国全体の二酸化炭素排出量については交渉の考えなし

英政府は19日、同国全体での二酸化炭素 排出権をめぐって交渉する意図はないことを明らかにし、一部の産業界に排出 量引き上げを認める場合は、他の産業での引き下げが前提となるとの考えを明 らかにした。

クアラルンプールでの会議に出席しているエリオット・モーリー環境・食 糧・農村相は、ブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、「国別の上限 は交渉不可能だ」と指摘。「配分については確定していないため、国の上限内 では交渉の要素はある」と付け加えた。

英政府は17日、発電所や精油所、海上石油・ガス生産設備、工場など約 1500カ所に対し、2005年から年間2億2460万トンの排出権を付与すると発表 した。この量は、2002年までの5年間でこうした設備が排出した二酸化炭素 の年間平均を11.2%下回る水準。

英政府によると、国内の石油・ガス産業は2005年までに二酸化炭素排出 量を38%削減しない限り、新たに欧州全域で行われている排出権売買市場で 排出権を購入する必要に迫られる。一方、鉄鋼業界は排出権を購入せずに、排 出量の10%引き上げを認められている。

原題:U.K. Says Total Carbon Emissions Cap Won't Change (Update2)(抜 粋)

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