【個別銘柄】:ソニー、旭硝子、トーメン、ソトー、メルコ、焼津水産

株式市場の主な銘柄の動向は以下の通り。

ソニー(6758):3.4%高の4530円と昨年3月末以来の高値を付けた。為替 相場の円安進行で電機・精密といったハイテク株や自動車株が上昇するなか、 安藤国威社長が来期(2005年3月期)には業績面で「成果を出す」と強調した と日経金融新聞が報じたこともあり、買い注文優勢になった。

旭硝子(5201):3.9%高の1009円と01年7月以来となる終値ベースで1000 円台を回復した。業績が好調ななかで、シャープなどの企業に液晶ガラス基板 を納入しているうえ独自製法で大型の基板製造も可能なことから、デジタル家 電銘柄として有望視されている。

トーメン(8003):7.8%高の164円。国際石油開発などと進めてきたイラ ン最大級のアザデガン油田開発交渉でイラン側と合意に達したことが材料視さ れた。交渉団に入っている石油資源開発は一時6.4%高まで上昇したが、終値で は0.7%安の4030円と下げに転じた。

ソトー(3571):6.7%安の1927円。TOBで注目を集める毛織物染色大手 の同社株は10営業日ぶりに下落。19日の上昇で株価は2000円台を突破し、株 価は過去9営業日で44%上昇したことを受けて過熱感が出てきたようだ。

大同生命(8799)、太陽生命(8796):今年4月に持ち株会社を共同で設立 する太陽生命と大同生命の株価が上昇。両社が18日に発表した2004年3月 期の第3四半期業績では、株式相場の回復を受けて業績予想の達成が視野に入 ってきており、市場はこれを好感しているようだ。大同生命は4.2%高の32万 2000円、太陽生命は同4.8%高の17万5000円。

メルコホールディングス(6676):6.6%高の3060円。18日の取引終了後に、 計画していた増資を取り止めると発表した。株式の需給悪化懸念が後退し、買 い注文が殺到、寄り付きは前日比310円(11%)高の3180円となり、その後一 時12%高まで上昇した。

焼津水産化(2812):5.7%高の930円。泉証券の小川敏男商品部課長は「昨 夜のNHK、『クローズアップ現代』という番組で、機能性素材の開発が成功し、 さまざまな会社から引き合いが来ていると報じられた」ことが材料視されたと の見方を示した。

アイシン精機(7259):一時前日比で3%以上高くなり連日で上昇、昨年以 来の最高値を更新した。大和総研の箱守英治アナリストが前日付で「アウトパ フォーム」という新規格付けをしたことから、買い注文が先行したとみられる。 終値は1.6%高の1825円。

インテリジェンス(4757):一時10%近く上昇した。同社が午前9時24分 ごろ、2004年3月中間期の連結業績予想の上方修正を発表。事業の好調などを 受けて、前年同期比トントンを見込んでいた純利益が2億円となる見通しとな ったことを好感した買いが入ったもようだ。前年同期と比べ約7倍となる見込 み。終値は6.7%高の28万6000円。

京セラ(6971):4.3%高の7800円。同社広報部の井上仁氏によると、西口 泰夫社長が、前日開催のアナリスト説明会で、2005年3月期の売上高を1兆3000 億円、税引き前利益1300億円を目指したいと発言したという。これが材料とな ったもよう。

オービック・ビジネス・コンサルタント(OBC)(4733):一時、約3% まで上昇。ジャスダック市場から東京証券取引所への上場(所属部未定)が18 日承認され、同社が2004年3月期の期末配当に東証上場記念配当10円を加え、 25円にすると発表したことが好感された。従来予想は15円だった。中間配当と して普通配当15円を実施しており、年間配当は合わせて40円となる見込み。 終値は1.4%高の6620円。

明豊ファシリティワークス(1717):オフィスビルディング設備などの設計、 施工管理を行う同社は19日、ジャスダックに新規上場した。初値は700円と、 公募・売り出し価格の530円から32%高となった。

日工(6306):産業機械などの製造を手がける日工が急上昇。午前10時20 分すぎから個人投資家とみられる小口の買いが相次ぎ入り、上昇幅を拡大した。 終値は15.8%高の381円。

ヤマザワ(9993):ジャスダックに上昇していたヤマザワの株式が19日、 東京証券取引所2部に上昇した。東証での初値は1400円と前日のジャスダック 終値と同じ価格になった。終値は同1.4%安の1380円。

イーウェーブ(3732):が19日、大証ヘラクレス・グロース市場に新規上 場した。公募価格の28万円で1986株、買い気配となっている。主幹事は新光 証券だった。