宗国自工会会長:105円は経済実態から見て少し高い(2)

日本自動車工業会の宗国旨英会長(ホンダ 会長)は19日、定例記者会見で、為替相場について、一ドル=105円は現在の経 済の実態から見て少し高いとの認識を示した。

また、昨年10-12月期の実質国内総生産(GDP)が年率7%増となったこ とについて、「また個人消費レベルで強さは感じられないが、これをプラスに受 け止め前に進んでいきたい」と述べ、個人消費の回復への期待を示した。

18日に主要自動車各社の労働組合が会社側に提出した春闘要求によると、ベ ースアップ(ベア)を盛り込んだのは日産自動車とヤマハ発動機だけで、額も 1000円にとどまった。GDPが大幅な伸びを示し、自動車会社の多くが好業績を 上げるなかで春闘要求が控えめ過ぎないかとの問いに、宗国会長は「GDPが良 くても春闘も一緒というものではない。要求は各社の経営実態に基づいて決めら れ、その中に景気全体への考慮も含まれる」と基本的な考え方を示した。

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