米メリルリンチが勝訴-タイコの株価めぐる裁判で連邦地裁

電子部品製造会社、米タイコ・インターナ ショナルの企業価値を水増しし、投資家を欺く行為があったとして、投資家グ ループが米証券大手メリルリンチを相手に起していた裁判で、ニューヨーク州 南部地区連邦地裁のミルトン・ポラック判事は18日、原告側の主張を退け、訴 訟を棄却する判決を下した。

投資家グループは、タイコの子会社CITグループのスピンオフ(分離・ 独立)に関するメリルリンチの調査報告によって株価が押し上げられたと主 張。株価はその後、元首脳らの不正行為発覚などの影響で大幅に下落してい た。

ポラック判事は、投資家グループは、「主張していた『詐欺行為』とタイ コ株下落との間に何らかの関係があったこと」を証明できなかったとの判断を 下した。メリルリンチの広報担当マーク・ハー氏は、同社は判決を歓迎すると の見解を表明。投資家グループの顧問弁護士マーク・グロス氏は取材依頼に対 する回答をしていない。

メリルの18日終値は0.29ドル(0.5%)安の62.25ドル。決算発表は通常取 引終了後だった。メリルリンチはブルームバーグ・ニュースの親会社ブルーム バーグLPの少数株主。

原題:Merrill Lynch Wins Dismissal of Tyco Analyst Suits (Update1)

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