独コメルツ銀のミューラーCEO:M&A交渉の用意ある

ドイツの銀行3位、コメルツ銀行が18日に 発表した2003年通年決算は23億2000万ユーロ(約3150億円)と過去最大の赤 字。これを受け、クラウスペーター・ミューラー最高経営責任者(CEO)は同 日、フランクフルトで記者会見し、M&A(企業の合併・買収)交渉を行う「用 意のある」ことを明らかにした。

同CEOは「われわれは、国内外を問わず、ほかと結び付くという理にかな った道を模索する用意がある」と語った。ただ、現時点ではいかなる合併交渉も 行ってはいないと言明した。

第4四半期の純損益は、8800万ユーロの赤字。前年同期は2億4300万ユー ロの赤字だった。ブルームバーグ・ニュースが16人のアナリストを対象に実施 した予想の中間値は、5200万ユーロの黒字だった。

ドイツの上位2行、ドイツ銀のヨセフ・アッカーマンCEOと、HVBグル ープのディーター・ランプルCEOも先に合併の可能性を指摘している。コメル ツ銀とHVBグループは、過去3年にわたる株式相場の低迷や債権の焦げ付き増 加によって業績が圧迫されている。

また、コメルツ銀のエリク・シュトルッツ最高財務責任者(CFO)はこの 日、ドイツのシュミットバンクのリテール(小口業務)部門買収を計画している ことを明らかにした。CFOはアナリストとの電話会議で、「3月の半ば、もし くは末までに、合意できると思う」と語った。金額面での条件は明らかにしなか った。

フランクフルト市場でコメルツ銀の株価は午前11時45分現在、0.24ユー ロ(1.5%)安の15.69ユーロで取引されている。

原題:Commerzbank `Open' to Talks on Mergers, Mueller Says (Update1)(抜粋)

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