【個別銘柄】:山之内、セガ、ボーダフォン、日本信販、ヤフー、ぴあ

株式市場の主な銘柄の動向は以下の通り。

山之内製薬(4503):2%高の3580円まで上昇し、昨年来高値を更新した。 午前は小幅に上昇する展開が続いていたが、午前の終了間際に、ブルームバー グ・ニュースが報じた子会社売価に関するニュースを好感して、買いが入った もようだ。終値は1.7%高の3570円。

セガ(7964):一時8%近く上昇した。サミーの里見治社長が代表権のある 会長に就任したと前日に発表したことで、里見新会長の経営手腕に期待した買 い注文が先行している。ゴールドマン・サックス証券の瓜生憲アナリストも里 見会長の舵取りに期待して格付けを引き上げた。終値は5.5%高の1118円。

日本信販(8583):5.9%高の360円。日信販では、UFJ銀行から資本支 援を受けるほか、UFJグループ内での合併などカード事業再編・強化を進め ている。さらに、クレジットカード業界では、キャッシュカードとクレジット カードが一体化するなどで、日信販のような銀行系カード会社のビジネス拡大 が期待できるとの見方も出ているようだ。

三共(4501):一時1.1%高の2245円まで上昇し、連日で高値を更新した。 自社株買いなどで同社株の受給が良くなっていることに加え、国際的な投資グ ループ「キャピタル」が同社株を5.31%保有していたことが17日に明らかになり、 好材料視する向きが出ているもようだ。終値は0.9%安の2200円。

ボーダフォンホールディングス(9434):一時前日比で6%近く上昇。親会 社の英ボーダフォンが米AT&Tワイヤレスを買収する競争に敗れたことで、 日本を含む各国の子会社株式を買い増すことで国際展開を進めるとの見方が一 部に出ていた。終値は3.1%高の26万4000円。

伊勢丹(8238):一時1.7%高の1260円まで上昇し、昨年来高値を更新した。 所得の二極化が進む日本にあって、富裕層は既に消費に前向きだとの見方が強 まっている。高級品を多く取り揃える百貨店の収益環境が改善しているとみた 向きから継続的に買い注文が入っているもようだ。終値は1.2%高の1254円。

NTTドコモ(9437):一時、5%近く上昇。出資する米携帯電話企業AT &Tワイヤレスについてドコモが株式を売却することで交渉が終了する見通し になり、自社株買いを再開するとの見方が出ていた。終値は2.7%高の22万5000 円。

ヤフー(4689):1株を2株にする株式分割を前日に発表。一時前日比で8% 以上も高くなった。分割により投資単位が下がり流動性も増すことから、個人 投資家が買いやすくなるとの見方が出ている。終値は2.2%高の186万円。

西友(8268):0.9%安の345円。会社側が17日の取引終了後に示した2004 年12月期連結業績予想が強気過ぎるとの見方が多い。親会社、米ウォルマート にならった西友の新たな販売手法が本当に売り上げに貢献するのか現時点では 不透明との声も出ており、売りが優勢となった。

イー・アクセス(9427):後場に入り反発。一時前日比5.1%高の41万1000 円をつけ、昨年10月3日の上場以来の高値を更新した。その後も高値圏で取引 され、終値は4.9%高の41万円。

アルプス電気(6770):一時前日比で7%以上も高くなった。今期(2004年 3月期)の連結純利益を180億円と従来予想を5.9%上回る水準に上方修正した ことで取引開始から買い注文が先行した。終値は4%高の1420円。

三井造船(7003):1.2%高の168円。造船需要の拡大を好感した買いが続 いている。日本の新造船需要は中国向けの海上輸送の増加を背景に急増し、2003 年の日本の新造船受注量は73年以来の高水準だった。

昭和電工(4004):1%高の224円と3日続伸。2004年12月期は電子情報 部門などの好調から連結純利益は前期比12%増の2ケタ増益を見込むほか、03 年12月期に年間配当2円と4年ぶりの復配を実施するとの発表も好感されたも ようだ。

ぴあ(4337):5.8%高の2460円。インターネットポータル(玄関)サイト 最大手のヤフーとネットでのチケット販売事業で提携したと発表したことで、 買い注文を集めた。

亜細亜証券印刷(7893):16%高の720円と一時、ストップ高(値幅制限い っぱいの上昇)を付けた。2004年3月期の期末配当を従来予想の1株当たり6 円から12円に引き上げ、年間配当を18円と前期に比べ6円増配にすると発表 したことが好感されたようだ。終値は15%高の715円。

ダイハツ工業(7262):一時2.5%増の533円と2002年6月3日以来、約1 年半ぶりの高値を付けた。「タント」などの軽自動車の販売が好調で、軽自動車 市場でシェア1位をスズキから奪うのではないかとの期待が広がっている。終 値は1.2%高の526円。

トミー(7867):一時8.2%高の1984円まで上昇し、2001年12月3日以来 の高値を付けた。17日に発表した2003年4-12月期決算では売り上げが好調 に推移しており、本業回復による通期決算での利益の上方修正期待が高まった。 終値は5.6%高の1937円。

昭和シェル石油(5002):0.7%高の835円と3日続伸。2004年12月期の実 質的な経常利益は2ケタの伸びを見込んでおり、収益力が評価されていること に加え、今期の増配を発表したことも好感されたようだ。

家族亭(9931):0.6%安の487円と3営業日ぶりに取引が成立した。同社 は17日取引終了後に今3月期単体の通期業績予想を修正した。それによると純 損失は前回予想比8.3%減の5億2700万円、また経常利益は同45%増の1億4500 万円とそれぞれ上方修正した。

ダヴィンチ・アドバイザーズ(4314):寄り付きこそ2.9%高の35万7000 円となったものの、その後は下落に転じ、前日の終値を割り込んだ展開となっ た。終値は2.3%安の33万9000円。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE