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ドコモ株上昇:自社株買い再開観測、AT&Tワ株売却-NTTも高い

NTTドコモの株価が上昇、一時前日比で 5%近く高くなっている。出資する米携帯電話企業AT&Tワイヤレスについ てドコモが株式を売却することで交渉が終了する見通しになり、自社株買いを 再開するとの見方が出ている。

株価は買い気配で始まり、一時前日比1万円(4.6%)高の22万9000円ま で上昇した。3日ぶりの値上がりになる。午前終値は同7000円(3.2%)高の 22万6000円。売買代金は204億円と東証1部5位。

ドコモ株の上昇について市場は「株式売却でAT&Tワイヤレスとの話し 合いがひとまず終了することで、3000億円の枠が残っている自社株買いを再開 する可能性がある」(早川仁・アイエヌジー証券アナリスト)とみている。

AT&Tワイヤレス株式売却後の米国事業については、「資本関係がなく なった場合の第3世代携帯電話(3G)と国際iモードの展開という2つの狙 いがどう影響を受けるのか現時点では不透明」(同)として、さらに分析を進め る。

小林治重・丸和証券調査情報部長も、AT&Tワイヤレス株式売却につい ては「ドコモは米国での拠点を失うことになり、ドコモ株については現時点で は『中立』とみている」と述べた。

NTT株も上昇

NTTの株価も上昇、一時前日比で1万4000円(2.9%)高の50万4000 円まで上げ、1月27日以来ほぼ3週間ぶりに50万円台を回復している。午前 終値は1万1000円(2.2%)高の50万1000円。売買代金も52億4000万円と東 証1部17位に入った。

ドコモのAT&Tワイヤレス株式売却は、ドコモに6割を出資するNTT の財務にも好影響を与える。また、ドコモの自社株買いに応募すれば、NTT にはキャッシュ(現金)が入ってくる効果もある。

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