コロムビア株が下落率1位:今期赤字転落へ、YOSHIKI発売延期

コロムビアミュージックエンタテインメン ト株が午前9時31分現在、同10円(7.3%)安の128円と急落し、値下がり率 で東証1部トップとなっている。大型アーティスト「YOSHIKI」の作品の 発売時期が遅れることなどにより、2004年3月期通期の連結純損益は2億円の 黒字予想から一転、7億5000万円の赤字に転落する見通しで、市場では失望売 りが膨らんでいる。

株価は売り気配で始まり、午前9時10分、前日比11円(8.0%)安の128 円で取引が成立。その後、一時は9%超まで下落する場面があった。発売を予定 していたタイトルを見直したことなども響き、販売は計画を下回る見込み。前期 は12億5000万円の赤字。同社は米投資会社リップルウッド・ホールディングス の傘下に入り経営再建を進めていただけに、市場では今回の下方修正で業績回復 に対する期待が大幅に後退した格好だ。

同社PRグループ・チーフスタッフの後藤知子氏は「YOSHIKIの発売 は制作上の都合により来期以降に持ち越したため、来期以降寄与する見込み。リ リースを予定していた洋楽やJ-POP(邦楽)も見直した」と説明。また、 「10万曲以上ある音源や、旧譜などの活用方法を見直して今後の収益性確保に つなげたい」と述べ、2004年中にデジタル関連事業を立ち上げるとの意向を強 調した。

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