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ケーブルテレビの巨人VSコンテンツ企業-きょうのチャート

米コムキャストによる米ウォルト・デ ィズニーに対する敵対的買収提案は、ケーブルテレビ(CATV)の巨人が 伝説的な「コンテンツ(情報内容)」提供企業に挑む構図となっている。両社 の株価動向が示すのは、最近の5年間はコンテンツ企業が主役ではなかった ということだ。

るコムキャストと、米メディア2位ディズニーの20年間の株価動向を示し ている。

ディズニーの株価(赤線を見ると、1998年までの相対的な運用利回り はかなり良好なものとなっていた(緑色の丸)。1997年まで比較的出遅れ ていたコムキャスト(白線)は、1997年に絶対的・相対的な株価が大きく 上昇している(緑の矢印)。両社の株価とも現在は2000年初めのピークを 下回っているが、この時点でコムキャストの株価は、ディズニーをはっきり と上回った(緑色の長方形)。

ディズニーの2003年の売上高は271億ドル(約2兆8550億円)。同社 期」を”M”に変え、「買い」の日付を1984年2月29日にセットして参照の こと)。

ここ数年は、ディズニーにとっては厳しい時期で株価は下落した。1998 年には、コムキャストの白い線がディズニーの赤い線をついに上回っってい る。

第2のチャートは、1998年9月から今年1月末までで、コムキャスト 株価が45.5%上昇した一方で、ディズニーの株価が5.10%下落したことを 示している。

ステート・ストリート・リサーチ・アンド・マネジメント(ボストン) の上級バイスプレジデント、ローレンス・J・ハバーティ氏は、ブルームバ ーグ・ニュースとのテレビインタビューで、今回の買収提案は「戦略的効果 の面では完璧な結婚」としている。

1937年の「白雪姫」などの古典的アニメで知られるディズニーは、AB Cテレビネットワーク、ESPNといったCATVチャンネルや、テーマパ ーク、それに映画制作会社ディズニーとミラマックスなどを所有している。 昨年のちょうど今ごろ、ディズニーは「シカゴ」や「ギャング・オブ・ニュー ヨーク」といった映画作品で業界最高の44の米アカデミー賞候補となってい た。

ハバーティ氏は、コムキャストとディズニーの組み合わせは、伝送路と コンテンツの両方を所有する、ルパート・マードック氏率いるオーストラリ アのニュー・コーポレーションと類似したものになるとしている。

ニューズの1998年9月からの株式配当を再投資した場合の運用利回り は、米ドル換算で年6.86%となっている。

--共同取材:フロリダ州オーランド Melissa Lee, Caleb Silver Editor: Rooney

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