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ダウ平均構成銘柄見直しか、米コムキャストのディズニー買収提案受け

米ケーブルテレビ(CATV)のコムキャ ストによるメディア・娯楽大手ウォルト・ディズニーへの541億ドル(約5兆 7000億円)相当の買収提案を受け、写真用品最大手イーストマン・コダックや 長距離電話のAT&Tが、ダウ工業株30種平均構成銘柄から除外される可能性 が浮上してきた。

ディズニーはダウ平均を構成する30銘柄の1社。コムキャストは構成銘柄 ではない。同指数を算出するダウ・ジョーンズ社の幹部、ジョン・プレストボ 氏は、すべての指数構成企業の買収は、その企業の指数組み入れが米国の株式 市場や経済を反映するかどうかについて審査されると述べた。

米ニューズレター、ダウ・セオリー・フォーキャスツの編集者で、ホライ ゾン・インベストメント・サービシズの運用担当者、チャールズ・カールソン 氏はコムキャストのディズニー買収提案に関連し、「イーストマン・コダックの ダウ平均構成銘柄としての地位に厄介な問題だ」と述べ、「AT&Tもその候補 だろう」と述べた。

カールソン氏などの投資家らによると、コダックは株式時価総額が減少し つつあり、時価総額ランキングは最下位で、フィルム事業も苦戦しているため、 次のダウ平均構成銘柄の見直しで外される可能性が最も高いとみられる。時価 総額ランキングで下から2番目のAT&Tも、時価総額の縮小や5年連続の減 収観測で構成銘柄から除外される可能性あるという。

プレストボ氏は、コムキャストとディズニーの合併新会社やコダック、A T&Tが引き続きダウ平均の構成銘柄となるのかどうかについては、コメント を控えた。カールソン氏は、ペースメーカーで最大手のメドトロニックや保険 最大手のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)、米ドラッグス トア・チェーン最大手のウォルグリーンが新規採用銘柄の候補として検討され るべきだと指摘している。ダウ平均構成銘柄を除いた時価総額ランキングでは、 AIGが製薬大手ファイザーに次いで2位。

以下はダウ工業株30種平均の昨年の騰落率ランキング: *T

騰落率(%) Intel Corp. 107 Caterpillar Inc. 82 Alcoa Inc. 67 McDonalds Corp. 54 J.P. Morgan Chase & Co. 53 United Technologies Corp. 53 Home Depot Inc. 48 General Motors Corp. 45 Walt Disney Co. 43 Honeywell International Inc. 39 Citigroup Inc. 38 3M Co. 38 American Express Co. 36 Altria Group Inc. 34 Hewlett-Packard Co. 32 Boeing Co. 28 General Electric Co. 27 International Paper Co. 23 International Business Machines Corp. 20 Exxon Mobil Corp. 17 Procter & Gamble Co. 16 Coca-Cola Co. 16 DuPont Co. 8 Microsoft Corp. 7 Wal-Mart Stores Inc. 5 Johnson & Johnson -4 SBC Communications Inc. -4 Merck & Co. -14 AT&T Corp. -22 Eastman Kodak Co. -27

原題:Comcast's Disney Bid May Lead to Changes in Dow: Taking Stock (抜 粋)

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