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KDDI株が午後下げ幅拡大:野村証格下げで利益確定-ドコモ小動き

KDDIの株価が午後の取引で下げ幅を拡 大している。一時前日比で6%以上も下げている。野村証券(金融研究所)が 格付けを引き下げたことを受けて、これまでの値上がり益を確定しようとする 売り注文が膨らんでいる。

株価一時前日比で3万7000円(6.4%)安の54万5000円まで下げた。昨年 11月19日(54万1000円)以来3カ月弱ぶりの水準になる。午後零時53分現在 で3万2000円(5.5%)安の55万円で取引が進んでいる。値下がり率は東証1 部12位。売買代金は96億4000万円と同14位。

KDDI株の下落について市場は「野村証の通信3社の格下げを受けて競 争激化業界の悪材料がクローズアップされるなか、利益確保が出やすいKDD Iの下げが大きくなっている」(佐分博信・UFJつばさ証券アナリスト)とみ ている。

野村証券は10日、携帯電話通信3社とニコンの株式格付けを引き下げた。 KDDIは「強い買い」から「買い」に、NTTドコモは「中立」から「リデ ュース」に、ボーダフォンホールディングスは「リデュース」から「売り」に した。ニコンについては「中立」から「リデュース」に下げた

株価がすでに昨年来安値近辺にあるドコモとボーダフォンホールディング スと違い、KDDIは逆に高値近辺にあるため、格下げを受けてひとまず利益 確保の売りが膨らみやすいという。通信3社ではKDDIの収益が他を圧倒し ており、アナリストの評価高い。

午後零時48分現在でドコモの株価は前日比1000円(0.5%)高の21万4000 円、ボーダフォンは同2000円(0.8%)安の25万3000円とともに小動き。

--共同取材 MICHAEL TSANG Editor :Ushiroyama

企業ニュース:JBN18

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