エーザイ:ノバルティスからてんかん治療薬の開発・販売権を取得

国内医薬品4位のエーザイは9日、欧州製薬 3位のノバルティスから、新しいタイプの抗てんかん剤「ルフィナマイド(一般 名)」の世界的な独占的開発権や製造・販売権を取得したと発表した。神経系領 域での品ぞろえ強化をねらった。

ライセンス取得のための費用は明らかにしていないが、エーザイでは「それ ほど大きい数字ではなく、業績影響は軽微」(広報部の志水健史・担当課長)と 説明している。

ルフィナマイドはノバルティスが自社開発した抗てんかん剤で、欧米で臨床 試験の最終段階(フェーズ3)を終了した。臨床データによると、他のてんかん 剤との併用で、成人の難治性部分てんかんや、小児などで起こる重篤な症状(レ ノックス・ガストー症候群)などにも効果を示したという。

エーザイによると、日米欧の主要7カ国のてんかん患者数は約520万人、そ の治療薬の市場は年間約40億ドル(4200億円)だという。エーザイはまず、欧 米で新薬承認申請を目指す。

エーザイの9日終値は前日比75円(2.7%)安の2705円。

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