米企業の増益率、過去10年間で最高-シティやインテルがけん引

2003年第4四半期(10-12月)の米企業利 益は、金融サービス最大手のシティグループや半導体のインテル、世界最大の 上場石油会社、エクソン・モービルなどをけん引役に、過去10年で最高の増益 率となった。設備投資の回復に加え、減税とドル安が業績を押し上げた。

調査会社トムソン・ファイナンシャルの集計によると、S&P500種株価指 数構成銘柄中362社が決算を発表した段階で、平均増益率は28.4%と、1993年 第3四半期(7-9月)の30.3%以来最高となっている。

減税と低金利が個人消費を押し上げるとともに、設備投資回復でインテル などコンピューター関連企業の収益が拡大。ドル安は商工業・消費者向け製品 の3Mなど輸出企業の利益を押し上げた。

バンク・オブ・ニューヨークで760億ドル(約8兆円)の運用に携わる投 資責任者のケビン・バノン氏は、業績拡大の持続は雇用が増えることにかかっ ていると指摘。「第4四半期は巨額の景気刺激が経済活動を活発化させ、雇用増 のきっかけを作った」としたうえで、雇用増が続かなければ「非常に困ったこ とになる。減税は永久にはできないからだ」と述べた。

トムソンの調査に答えたアナリストは、ことし第1四半期(1-3月)の 増益率は14%に低下するとみている。減税と住宅ローン借り換えの効果が薄れ、 個人消費が息切れするとみられる。

原題:Citigroup, Intel Lead Best U.S. Profit Gain in Decade (Update2)(抜 粋)

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