コンテンツにスキップする

津田ドコモ副社長:FOMA「普及版」検討-買収案件「コメント控える」

携帯電話国内首位NTTドコモの津田志郎・ 副社長は決算発表に伴う記者会見で4日、第3世代携帯電話「FOMA(フォ ーマ)」について、機能を抑えて価格の安い「普及版」の投入検討を開始したこ とを明らかにした。安価な機種でFOMAの顧客拡大を目指す。

ドコモは主力機種として位置付けるFOMAの新機種「900iシリーズ」 で、まず富士通製の端末を6日から販売する。現在契約数が多い「mova(ム ーバ)」で最新機種の「505iS」に比べると900iは端末調達価格が高い。 この差を販売価格に直接転嫁できないため、900iの販売に際しては販売代理 店にmovaより「1万円高く(販売奨励金を)出している」(津田副社長)。

FOMAの販売にはしばらく費用が膨らむため、台数効果を出すために「機 能をカットして価格を下げた普及バージョンの検討を開始した」(同)という。 FOMAについては今期(2004年3月期)末の目標200万台をこの日、240万 台に上方修正した。

AT&Tワイヤレス

ドコモが16%出資している米携帯電話3位で、身売り相手を探しているA T&Tワイヤレスについては、「強い関心があり、今まさに買収案件が出てい る」と述べたうえで「コメントは差し控える」と語った。

AT&Tワイヤレスをめぐっては、業界2位の企業を持つ米SBCコミュ ニケーションズとベルサウスが買収に名乗りを上げている。このほか英ボーダ フォンやドコモ自身も関心があるなどと報道されている。

ドコモの株価終値は、前日比3000円(1.3%)安の22万3000円。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE