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【個別銘柄】:ソニー、ボーダフォン、コナミ、沖電気、外食企業

午前の主な売買銘柄の終値は次の通り。

ソニー(6758):80円(1.9%)安の4240円。年初来で16%以上上げた反動の売り が優勢とみられ、週初から下げ続けている。同社が28日発表した2003年度第3四半期 (昨年10-12月)連結決算は、通期の連結売上高、営業利益予想を据え置いたこともあ り、大きく材料視されていないもよう。

外食産業株:日本ケンタッキー・フライド・チキン(9873)が32円(1.6%)安の 19643円、吉野家ディー・アンド・シー(9861)が1000円(0.66%)安の15万1000円 と5日続落、松屋フーズ(9887)は40円(1.9%)安の2060円、ゼンショー(7550)は 83円(4.4%)安の1816円、レインズインターナショナル(2688)が1万3000円 (3.6%)安の34万7000円、安楽亭(7562)は5円(0.7%)安の737円と3日続落す るなど外食産業が軒並み下落している。

米国産牛肉やタイ、中国産鶏肉の輸入停止措置の長期化や消費者の食の安全性に対 する不安感が強まっている。

ブレインナビ(2388):28日に大証ヘラクレスに上場し、この日朝方にようやく売 買が成立した。初値は23万8000円で、公募・売り出し価格の10万3000円に対する上 昇率は2.3倍となった。上場株式数は2570株(公募1000株、売り出し1570株)で、午 前終値は27万8000円。

ボーダフォンホールディングス(9434):8000円(2.8%)安の27万5000円。四 半期決算と業績予想の下方修正を前日に発表。下方修正した利益水準が一部アナリスト の見方を下回ったことで、売り注文を誘っている。

コナミ(9766):50円(1.7%)高の3040円。2004年3月期の業績予想を上方修正 したことが好感されている。

沖電気工業(6703):21円(4.5%)高の486円と反発。電機銘柄がほぼ全面安の なか、逆行高となっている。四半期ベースでの赤字縮小を受け、通期の連結純損益を45 億円の黒字(前期は66億円の赤字)と、従来予想から10億円増額修正したことが好感 されている。

清水建設(1803):9円(2.0%)安の443円。前日に発表した業績の下方修正が投 資家に嫌気され売りが先行している。

富士写真フイルム(4901):70円(2.0%)高の3570円と3日続伸。米ゼロックス が27日発表した2003年第4四半期(10-12月)決算は、新製品の投入と費用削減が奏 効し、純利益が前年同期の11倍になった。ゼロックスの決算を受け、富士写にも連結子 会社富士ゼロックスのコストダウン効果などによる収益拡大期待が高まっている。

日本ビクター(6792):27円(2.4%)高の1144円。28日に発表した3カ年中期経 営計画で2006年度の業績目標として掲げた連結売上高1兆1000億円、営業利益率5% が市場予想を上回ると受け止められた。

金門製作所(7724):9円(6.3%)安の134円。28日に産業再生機構からの支援 決定の通知を受け、経営再建に向けた新たな事業計画を発表したことで、前日に大幅に 上昇した反動が出たもようだ。

自動車株:トヨタ自動車(7203)が60円(1.7%)安の3550円、日産自動車 (7201)が10円(0.9%)安の1149円、ホンダ(7267)が60円(1.4%)安の4370円、 マツダ(7261)が3円(1.0%)安の303円、三菱自動車工業(7211)は6円(2.3%) 安の260円など自動車株全般が軟調。

為替相場が円高・ドル安基調となっていることに加え、米連邦公開市場委員会(F OMC)が28日発表した声明をきっかけに米国市場では米国金利の上昇懸念が広がり、 12月の同国の新築住宅販売や製造業耐久財受注額も事前予想を下回った。このため、米 国景気の先行きに慎重な見方が広まっている。営業利益での対米依存度が高い自動車各 社の収益が悪化するとみられたようだ。

消費者金融:武富士(8564)が50円(0.8%)高の6560円、アコム(8572)は120 円(2.0%)高の6250円、プロミス(8574)が10円(0.2%)高の5980円など、消費者 金融大手3社の株価は小高く推移している。昨年11月の自己破産申請件数が減少に転じ たことや、武富士の2003年度第3四半期(10-12月)決算に、電話盗聴事件(電気通 信事業法違反)の影響が大きく出ていなかったことが安心感につながったものとみられ る。

JR西日本(9021):7000円(1.7%)安の41万5000円。28日の取引終了後に 2004年3月期純利益予想を下方修正した。

東洋インキ製造(4634):26円(6.4%)高の431円と上昇し、昨年来の高値を更 新している。液晶関連製品を生産するシャープの亀山工場に製品を供給する凸版印刷が 材料を調達することから、UBS証券が東洋インキを評価するリポートを出したことが 背景という。

タカラ(7969):51円(7.0%)安の674円。一時、666円と昨年12月29日以来 1カ月ぶりの安値をつけた。通期業績予想据え置きを嫌気しているようだ。

キヤノンファインテック(6421):90円(6.2%)安の1371円と安い。同社は28 日、2004年12月期の連結純利益が前期比12%減の55億円になる見通しだと発表した。 慎重な会社計画に市場では失望感が広がっているもようだ。

京王ズ(3731):東証マザーズに新規上場した。取引開始時に買い注文が売り注文 の2倍に膨らみ買い気配を切り上げているが、午前の取引では値が付かなかった。気配 値は公募価格9万円を66%上回る14万9000円で、差し引きの買い注文は約1350株。

住商情報システム(9719):325円(10%)安の2775円と大幅に下落し、6日続落 となった。前日に今期の業績予想を下方修正した。株価は昨年5月以来となる2700円台 の低い水準で取引されている。

コマツ(6301):22円(3.3%)安の638円と続落。建機の中国向け需要の拡大が 続くとの見方を背景に最近、上昇が続いていたため、売りが一部に出ているようだ。た だ、市場関係者の間では、同社株は好調な外需に支えられて高水準の株価を維持すると の見方が出ている。

住友金属鉱山(5713):26円(3.5%)安の717円と続落。29日のニューヨーク商 品市場の時間外取引で金相場が急落したことを嫌気した売りが広がったようだ。

--*東京 桜井 勉 Tsutomu Sakurai (813)3201-3556 tsakurai1@bloomberg.net Editor:Ushiroyama

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